XMのゴールド(Gold)取引時間は、夏時間の場合は早朝7時05分に開始して翌朝の5:55まで。
(金曜日は翌朝5:50終了)
冬時間は1時間遅くなり、早朝8時05分開始し翌朝の6時55分までです。
(金曜日は翌朝6:50終了)
早朝の1時間ほどは、ゴールド取引は休場になりますのでご注意ください。
ゴールドの取引時間中であれば、ゴールド現在価格と売買状況は、XMTrading公式ページのトレーダーズダッシュボードで確認することができます。XMにログインしなくても確認でき、売買どちらが優勢か一目でわかるデータですので、ぜひご覧ください。
この記事では、XMのゴールド取引時間の夏時間と冬時間の入れ替わり、休場時間、またゴールドの値が動く時間について解説しています。
XMのゴールド取引時間
XMにおけるゴールドの取扱い時間(取引時間)
取引時間 | 月曜日~木曜日 | 金曜日 |
---|---|---|
夏時間 3月~10月 |
早朝7:05~翌朝5:55 | 早朝7:05~翌朝5:50 |
冬時間 11月~4月 |
早朝8:05~翌朝6:55 | 早朝8:05~翌朝6:50 |
ご存じの通り、欧米ではサマータイム制が導入されており、日本から取引する場合は夏と冬では異なる時間で取引することになります。夏時間に切り替わる日程は毎年異なりますが、3月の最終日曜日に夏時間に切り替わり、10月の最終日曜日に終了するのが一般的です。直前になりましたら、XMTrading公式サイトにてお知らせがあるのでご確認ください。
ほぼ23時間取引できる
XMでは、早朝の1時間を除き、ほぼ23時間ゴールドの取引をすることができます。扱っているのはゴールドのスポット価格(現物)のみで、ドル建ての金価格が取引対象です。
XMのシンボル名はGoldですが、XAUUSDというペアを取引する形になりますので、米ドルの強弱の影響を受けます。
ちなみに、XMのMT5口座ではXAUEURというユーロ建ての金価格を取引できますので、ユーロ建てゴールドを取引したい場合はMT5口座を開設してください。
休場はある?
ゴールド取引が完全に休場になるのはクリスマス(12/25)と新年(1/1)です。
欧米の市場が休場になる日も、ゴールドの取引市場は短縮取引で市場の立会が行われており、その際、XMは遅い開場や早めの閉場で対応しています。
取引時間の変則的な変更例
下の画像は2023年1月16日(米ではマーチンルーサーキング牧師記念日として休場)の取引時間の変更例です。ゴールド取引の場合は欧米の休場日でも全日休みになることはなく、取引時間が短縮されて開場されています。
欧米が休場日の場合、XMのお知らせにて取引時間の変更を確認することができます。
なぜ金曜日だけ早めに終わる?
現在、ゴールドの価格を決めていると言われているシカゴマーカンタイル取引所(COMEX)の取引時間は、現地時間で早朝8時開場~翌朝7時閉場です。
XMのゴールド取引時間は、実際の市場と開閉場時間がわずかにズレていますし、金曜日については10分早く閉場しますが、なぜでしょうか?
こちらは直接XMに問い合わせたところ、開場閉場の直後直前は流動性がかなり低くなるため価格の急激な変更が起こる可能性があり、投資者保護の観点から取引時間を短く設定しているそうです。また金曜日が10分早く終了するのは、金曜日の閉場直前が最も流動性が低くなるという理由からです。
上記の通り、ゴールドの取扱い時間は実際の取引時間よりも少し短いため、チャートは動くけれど取引はできないという時間帯が存在します。
XMのゴールド価格が動く時間帯
ゴールド価格はどこで決まる?
ゴールド取引の中心地はシカゴマーカンタイル取引所(COMEX)と言われています。以前は歴史的な背景からロコ・ロンドン(LBMA)が中心でしたが、現在は地理的にもゴールドトレーダー達はシカゴマーカンタイル取引所で最終ヘッジしています。そのため、シカゴマーカンタイル取引所の金価格がベンチマークされ、各市場の金価格はシカゴが基準となっています。
ちなみに、金の先物取引は世界各地で行われており、日本の大阪取引所(OSE)、中国の上海期貨交易所(SHFE)、インドのMCX(Multi Exchange)などでも盛んに金取引が行われています。それぞれの価格は輸送費などの諸費用を上乗せした価格であるため、各取引所での値段は少しずつ異なります。しかし、価格が諸費用以上にズレが生じた場合は、裁定取引業者がすぐに裁定取引を行うので、金価格は常に標準化されています。
各市場ごとのゴールド取引出来高
ゴールドが各市場でどれくらい取引されているかを示したデータが次の表です。(出典:ブルームバークより2020年のゴールド取引データ)
取引所 | 出来高 | 全体に対しての割合 |
---|---|---|
LBMA(1) | 288,981(t) | 47% |
COMEX(2) | 243,004(t) | 39% |
SGE Spot(3) | 1,655(t) | 0.2% |
SGE T+D(4) | 9,892(t) | 1.6% |
SHFE(5) | 52,401(t) | 8.6% |
OSE(6) | 8,418(t) | 1.3% |
MCX(7) | 3,669(t) | 0.6% |
※(1)LBMA 【ロコ・ロンドン】(2)COMEX 【シカゴマーカンタイル取引所】(3)SGE Spot 【上海黄金交易所|現物】(4)SGE T+D 【上海黄金交易所|決済日指定取引】(5)SHFE 【上海期貨取引所】(6)OSE 【大阪取引所】(7)MCX 【インド・マルチ取引所】
ゴールドの価格を決めるのは上海とロンドンとシカゴ
ゴールド全体の出来高を見ると、シカゴとロンドンの取引出来高が全体の8割以上を占めており、ゴールド価格の決定権は英米市場の参加者といえます。
そのため、ロンドン市場やNY市場が開く時間帯には、ゴールドの価格に大きな変化が生じることは留意しておいた方がいいでしょう。
また、近年では上海市場全体でのゴールドの出来高が10%~20%に伸びており、無視できない取引量になっています。
上海市場(SHFE) 午前10時~
中国では上海期貨交易所と上海黄金交易所でゴールド(金)が取引が行われています。上海期貨交易所は金先物、上海黄金交易所は厳密には現物の先渡し取引にあたります。
ゴールド価格に与える影響はまだ軽微ですが、取引量は年々大きくなっています。
上海市場は午前10時に開場され、その時間帯からゴールドの値動きが力強くなります。
大きな材料がない場合は、基本的に買いが優勢になるパターンも多いため、午前中はチャートが上方向に向くことが多くあります。
ロコ・ロンドン(LBMA) 午後16時~
ロコ・ロンドンとは取引所の名前ではなく、ロンドン金先物取引価格の総称です。そのため東京の金先物価格はロコ東京と言われますし、スイスの場合はロコチューリッヒと言われます。
ロンドン市場は夏時間では午後16時(冬時間では午後17時)に開場します。
ロンドン市場から参加するトレーダーは通称では「ロンドン勢」と言われることもあり、この時間帯からゴールドの値動きはダイナミックになります。それまでの流れを否定するような値動きをすることがあり、多くのトレーダーにとって要注意の時間帯です。
シカゴマーカンタイル取引所(COMEX) 午後20時~
本来、ニューヨークとシカゴでは1時間時差があるのですが、シカゴマーカンタイル取引所は現地時間午前8時に開場するので、ニューヨーク市場の開場とほぼ時を同じくして、大きな取引が始まります。
米市場は夏時間では午後20時(冬時間では午後21時)に開場します。
NY株式や米ドルの強弱など複合的な要素を軸に、指標発表や要人発言などがあれば、決定的な流れが生まれる時間帯です。
トレード向きの時間・避けた方が良い時間
各トレーダーの手法やトレードスタンスによっても異なると思いますが、短期トレードを中心に据えている方はトレードを避けた方がいい時間帯はあります。
特に上海、ロンドン、アメリカとメインで取引される市場が切り替わる時間は要注意です。ポジションを保有したまま切り替わり時を跨ぐと、大きな値動きに巻き込まれてロスカットの憂き目に遭ってしまうことが多々あります。
反対にトレード向きの時間帯とは、切り替わりの値動きが終わった後であり、押し目や反発の機会にエントリーできるので、そういった時間帯にトレードを行うようにすれば利を伸ばすことができます。こういった事は耳にタコができるくらい聞いているかもしれませんが、基本を大切にすることで得られるものがあります。
レバレッジを上げて短期トレードする場合は、特に時間帯による値動きのクセに気を付けましょう。
XMでゴールドを取引する5つのメリット
売りの場合はスワップポイントが受け取れる
ゴールドは本来金利がつかない商品ですが、XMTradingで扱っているゴールドは、実際にはXAUUSDという米ドルとの通貨ペア商品とです。
つまり、売りの場合はXAUを売ってUSDを買うという取引になるので、米ドルの金利がもらえる仕組みなります。現物を購入することに比べて優れたメリットです。
XMではスタンダード・マイクロ口座ならば、スワップポイントは比較的高額ですので、ゴールド価格が下降気味の時は売りポジションを長期保有する選択肢も生まれます。
サーバー遅延がほぼない
XMのゴールド取引では、サーバー遅延が起こる可能性はほぼありません。
XMTradingのデータセンターはロンドンにあるため、VPSサーバーをロンドンに設置すれば、時間差なくゴールドを取引することができます。
注文においてスリッページが起きづらい
XMが最も自信をもって売りにしているのは約定力です。もともと利用顧客も多く、XMサーバー内で大量の売買注文をマリーできる仕組みを保有しているため、大ロットの注文であっても注文と同時に約定することができます。スリッページや約定拒否にお悩みの方は、一度XMをお試しください。
ストップレベル0でEAが使いやすい
ストップレベルがゼロとは、指値注文をあらかじめ設置する際に、その時点のレートから開けなくてはいけないレートの幅がゼロという意味です。
特にEAの利用者の場合、SL注文やTP注文を逆指値で設定する際に、ストップレベルが広すぎると売買がうまく機能しないことがあります。XMの場合、ストップレベルがゼロなので、EAを設定する際にSL注文やTP注文を自由に配置することができます。
ゴールド取引でXMポイントが貯まる
ゴールド取引は通貨ペア取引と同じ額のXMポイントを獲得できます。
通常、通貨ペア以外のCFD取引ではXMポイントは減額されるのですが、ゴールド・シルバーについては通貨ペアと同じ条件で貯まるので、優遇されています。
ゴールドを1ロット取引すると、最大6.6ドルの取引ボーナスを受け取ることができます。
XMのボーナスの詳細については下の記事をご覧ください。
KIWAMI極口座のゴールドスプレッドは狭い
XMでは、2021年にKIWAMI極口座をリリースしました。ボーナスやスワップポイントがない代わりに低スプレッドを提供する口座で、記事執筆時のKIWAMI極口座の「Gold#」のスプレッドは、2.2~2.3pipとなっています。
この値は他業者に比べてもかなり狭く、短期トレードがメインの方にとっては取引を優位に進めることができます。
所在地:No.50 12F-3, Chenggong Rd, North District, Tainan City, Taiwan
統一番号:No. 24917404
所在地:No.50 12F-3, Chenggong Rd, North District, Tainan City, Taiwan
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