XMのゴールドの1pipは、0.1ドルです。
ゴールド価格が2000.00 → 2000.10になったら、1.0pip上がったという表現になります。つまりXMのゴールドの場合、小数点第1位の数値がpipの数値と同じになります。
なお、誤解しがちですが、ゴールド値が0.1ドル動いた = 1pip動いたとなるのですが、取引量によってpipの価値が変わるため、獲得1pip = 0.1ドル獲得ではありません。1ロット取引と0.1ロット取引ではpipの価値が当然異なりますので、その辺りもわかりやすく解説したいと思います。
ゴールドの取引時間中であれば、ゴールドの売買状況は、XMTrading公式ページのトレーダーズダッシュボードで確認することができます。XMにログインしなくても確認でき、売買どちらが優勢か一目でわかるデータですので、ぜひご覧ください。
XMのゴールド1pipとは?
FX取引で値動きを示す単位として使われるのが「pip」です。ドル円では0.01円が1pip、ユーロドルでは0.0001ドルが1pipになりますが、ゴールドでは0.1ドルが1pipになります。通貨ペアや商品によって異なるため、混同しやすいと思いますがGoldは小数点第1位を1pipと数えることは覚えておきましょう。
獲得pipの数え方
基本的にはエントリーした数値と決済した数値の差が獲得pipです。
たとえば、2031.55usdで買いエントリーして2041.66usdで決済した場合は、2041.66usd – 2031.55usd = 10.11usd分を獲得したことになります。
0.1ドル = 1pipなので、獲得値幅10.11usd ÷ 0.1と計算し、獲得pipは101.1pipとなります。
他の通貨ペアよりも、獲得または損失pipが大きくなりやすいのがゴールドの特徴です。
XMのゴールド獲得pipと取引ロットの関係
XMゴールド1ロット取引では
1pip動くと10ドルの損益
冒頭でもお伝えしたように、獲得1pip=0.1ドル獲得ではありません。取引量によって1pipあたりの価値は異なってきます。取引量が大きくなれば、1pipあたりの価値は大きくなり、小さくなれば価値は下がります。純粋に比例の関係が成立します。
pipの価値の変化を表したのが次の表です。
取引量 | 0.1lot | 1lot | 10lot |
---|---|---|---|
1pip獲得 | 1ドル | 10ドル | 100ドル |
5pip獲得 | 5ドル | 50ドル | 500ドル |
10pip獲得 | 10ドル | 100ドル | 1,000ドル |
15pip獲得 | 15ドル | 150ドル | 1,500ドル |
1pipの価値は取引ロット量によって異なる
XMのゴールドの場合は、1ロット取引で1pip獲得=10ドル獲得というのが、最も基本的な数値ですので覚えておきましょう。
上記の表の値以外で取引する場合も、XMのpip値計算ツールですぐに計算することができます。
取引ロットと獲得pipのバランスを考える
取引量が大きくなれば、獲得pipに応じて利益金額も大きくなります。
それなら取引ロットを大きくしようと考えがちですが、ゴールドのボラティリティは高くノイズのような値動きも多いため、取引量を大きくしたことによるリスク管理も大事なポイントとなります。
エントリーとは逆方向に伸びてしまった場合には俊敏な損切判断が不可欠ですし、大ロットで取引する場合、取引コストも高額になるため慎重なエントリー判断が必要になります。
関連記事:ゴールドの1ロットとは? 取引コストは?
ゴールドの1日平均ボラティリティをpipで算出
ゴールドの1日平均のボラティリティは?
ゴールドのボラティリティは高いと言われていますが、いったいどれくらいあるのでしょうか?
最高値と最小値の差額pipを算出した後、1か月の平均値を割り出し、その他の通貨ペアと比べた表は次の通りです。計測は2023年11月のデータを基にしています。
通貨ペア | 平均ボラティリティ | 全体比率 |
---|---|---|
Gold/ゴールド | 204.28pip | 1.02% |
GBPJPY/ポンド円 | 131.19pip | 0.72% |
USDJPY/ドル円 | 114.22pip | 0.76% |
EURUSD/ユーロドル | 70.90pip | 0.7% |
ゴールドの1日の推移幅は平均200pip
ゴールドをトレードしたことある方ならご存じだと思いますが、ゴールド価格が20ドル前後推移することは頻繁にあります。
しかし、他の主要通貨ペアに当てはめてみると最もボラティリティのあると言われているGBPJPY(ポンド円)でも平均131.19pipですので、1日平均204.28pip動くゴールドはかなり特殊な商品だといえます。
また、レート全体に対しての比率も1.02%と高く、ゴールドの値動きの激しさがわかると思います。
ボラティリティが高いゴールドに適したトレード戦略は?
一般的にボラティリティの高い銘柄を取引する際は、大きなトレンドの発生時以外は取引ロット数を落としてリスクを限定し細かく注文決済を繰り返すスタイルが王道でしょう。
逆にEURUSDなどの低ボラティリティ銘柄を取引する際は、平均損失pipもわかっているので、取引ロット数を上げて資金管理をしながらトレードするのが一般的です。
通貨ペアや商品ごとにあった取引戦略を考えると、必ずしもボラティリティが高い方が有利というわけではありませんが、ゴールドは短期トレードでも十分な利益を狙える可能性が高く、多くのトレーダーがゴールドを取引する理由にもなっています。
XMでゴールドを取引するメリット
売りの場合はスワップポイントが受け取れる
ゴールドは本来金利がつかない商品ですが、XMTradingで扱っているゴールドは、正確にはXAUUSDという米ドルと金の通貨ペア銘柄です。
つまり、売りの場合はXAU(金)を売ってUSDを買うという取引になるので、米ドルの金利がもらえる仕組みなります。この点は現物を購入することに比べて優れたメリットです。
XMではスタンダード・マイクロ口座ならば、スワップポイントは比較的高額ですので、ゴールド価格が下降気味の時は売りポジションを長期保有する選択肢も生まれます。
サーバー遅延がほぼない
XMのゴールド取引では、サーバー遅延が起こる可能性はほぼありません。
XMTradingのデータセンターはロンドンにあるため、VPSサーバーをロンドンに設置すれば、時間差なくゴールドを取引することができます。
注文においてスリッページが起きづらい
XMが最も自信をもって売りにしているのは約定力です。もともと利用顧客も多く、XMサーバー内で大量の売買注文をマリーできる仕組みを保有しているため、大ロットの注文であっても注文と同時に約定することができます。スリッページや約定拒否にお悩みの方は、一度XMをお試しください。
ストップレベル0でEAが使いやすい
ストップレベルがゼロとは、指値注文をあらかじめ設置する際に、その時点のレートから開けなくてはいけないレートの幅がゼロという意味です。
特にEAの利用者の場合、SL注文やTP注文を逆指値で設定する際に、ストップレベルが広すぎると売買がうまく機能しないことがあります。XMの場合、ストップレベルがゼロなので、EAを設定する際にSL注文やTP注文を自由に配置することができます。
ゴールド取引でXMポイントが貯まる
ゴールド取引は通貨ペア取引と同じ額のXMポイントを獲得できます。
通常、通貨ペア以外のCFD取引ではXMポイントは減額されるのですが、ゴールド・シルバーについては通貨ペアと同じ条件で貯まるので、優遇されています。
ゴールドを1ロット取引すると、最大6.6ドルの取引ボーナスを受け取ることができます。
XMのボーナスの詳細については下の記事をご覧ください。
KIWAMI極口座のゴールドスプレッドは狭い
XMでは、2021年にKIWAMI極口座をリリースしました。ボーナスやスワップポイントがない代わりに低スプレッドを提供する口座で、記事執筆時のKIWAMI極口座の「Gold#」のスプレッドは、平均2.0pipとなっています。この値は他業者に比べてもかなり狭く、短期トレードがメインの方にとっては取引を優位に進めることができます。
所在地:No.50 12F-3, Chenggong Rd, North District, Tainan City, Taiwan
統一番号:No. 24917404
所在地:No.50 12F-3, Chenggong Rd, North District, Tainan City, Taiwan
統一番号:No. 24917404