XMのゴールド証拠金とは、ゴールド取引する際にXMに入金しないといけない必要最低限の担保金のことです。
最大レバレッジ1000倍が適用されるXMのスタンダード口座で、ゴールド価格が2,000ドルの場合、必要証拠金額がいくら必要か? 示したものが下の表です。(日本円は記事執筆時のレート参照)
取引量 | 必要証拠金額(ドル) | 必要証拠金額(日本円) |
---|---|---|
0.01ロット | 2ドル | 290円 |
0.1ロット | 20ドル | 2900円 |
1ロット | 200ドル | 2万9千円 |
10ロット | 2,000ドル | 29万円 |
ゴールドの取引時間中であれば、ゴールドの売買状況は、XMTrading公式ページのトレーダーズダッシュボードで確認することができます。XMにログインしなくても確認でき、売買どちらが優勢か現在価格はいくらか? 一目でわかるデータですので、ぜひご覧ください。
XMゴールドの証拠金について
最大レバレッジ1000倍の意味
XMでゴールドを取引する際に、どの程度の金額を準備すればよいのでしょうか?
XMの最大レバレッジ1000倍の意味は、準備すべき証拠金額と大きく関わっています。つまり、XMでは証拠金×1000倍の取引が可能であり、逆を言えば、取引したい金額の1000分の1の金額を用意すればよい、という意味でもあります。
XMゴールドは最低いくらの証拠金が必要?
冒頭でも触れましたが、XMではゴールドを低額からでも取引ができます。
この点は、国内証券会社よりも、ゴールドを気軽に取引できる要因となっています。また、口座タイプ毎に取引サイズが異なり、マイクロ口座では、さらに小さなサイズから取引できるので、0.2ドル(29円)からでも取引可能です。
取引量 | 必要証拠金額(ドル) | 必要証拠金額(日本円) |
---|---|---|
0.01ロット | 2ドル | 290円 |
0.1ロット | 20ドル | 2900円 |
1ロット | 200ドル | 2万9千円 |
10ロット | 2,000ドル | 29万円 |
取引量 | 必要証拠金額(ドル) | 必要証拠金額(日本円) |
---|---|---|
0.1ロット | 0.2ドル | 29円 |
1ロット | 2ドル | 290円 |
10ロット | 20ドル | 2900円 |
100ロット | 200ドル | 2万9千円 |
XMゴールドを1ロット買う場合の必要証拠金額
証拠金を求める計算式は、以下の通りです。
コントラクトサイズとは、ゴールドの決められた取引単位で、XMの場合は100オンス(oz)となっています。また、口座レバレッジは自由に設定できリスクを調整する場合は、レバレッジを1~1000倍の中から最適なものを選びます。
ロット数 × コントラクトサイズ(取引単位)× 市場価格 ÷ 口座レバレッジ
= 必要証拠金
ゴールドの証拠金計算例
計算式だけでは分かりづらいと言う方のために、いくつかの計算例を挙げたいと思います。
ゴールド0.5ロットを2030ドルで買いたい場合【スタンダード口座】
ゴールド2.5ロットを2080ドルで売りたい場合【マイクロ口座】
ゴールド1.5ロットを2015ドルで買いたい場合【ゼロ口座】
①ゴールド0.5ロットを2030ドルで買いたい場合【スタンダード口座】
- ロット数…0.5ロット
- コントラクトサイズ…100オンス
- 市場価格…2,030ドル
- 口座レバレッジ…1000倍
計算式に当てはめてみると、次のようになります。
<計算式>
0.5ロット × 100オンス × 2,030ドル ÷ 1,000倍 = 101.5ドル
ドル建て口座の場合は101.5ドル、円建て口座の場合は約14720円ほどになります。
②ゴールド2.5ロットを2080ドルで売りたい場合【マイクロ口座】
- ロット数…0.5ロット
- コントラクトサイズ…1オンス
- 市場価格…2,080ドル
- 口座レバレッジ…1000倍
計算式に当てはめてみると、次のようになります。
<計算式>
2.5ロット × 1オンス × 2,080ドル ÷ 1,000倍 = 5.2ドル
ドル建て口座の場合は5.2ドル、円建て口座の場合は約754円ほどになります。
※マイクロ口座の場合、コントラクトサイズが1オンスとなりますので、ご注意ください。
③ゴールド1.5ロットを2015ドルで買いたい場合【ゼロ口座】
- ロット数…1.5ロット
- コントラクトサイズ…100オンス
- 市場価格…2,015ドル
- 口座レバレッジ…500倍
計算式に当てはめてみると、次のようになります。
<計算式>
1.5ロット × 100オンス × 2,015ドル ÷ 500倍 = 604.5ドル
ドル建て口座の場合は604.5ドル、円建て口座の場合は約8万7650円ほどになります。
※ゼロ口座の場合、口座レバレッジが500倍になることと、証拠金以外にゴールド価格×0.01の取引手数料が必要になりますので、ご注意ください。
XMゴールドの証拠金維持率の目安と最適ロット
証拠金維持率とは?
有効証拠金に対して必要証拠金の割合を示した数値で、一般的に資金と取引量のバランスを測るために利用する数値です。計算式は有効証拠金÷必要証拠金×100。XMでは、この値が20%を切ったら強制ロスカットに遭いますので、充分に注意してください。
必要証拠金だけ入金してエントリーしたら?
取引したいロット数に必要な証拠金額のみを入金して、エントリーした場合、計算式上は証拠金維持率100%になるはずです。
<ポジション内訳>
- 残高…25,000円
- 必要証拠金…24,544円
- 取引量…0.83lot
- 証拠金維持率…88.11%
- 証拠金維持率…83%
残高25,000に対して、0.83ロット(必要証拠金24544円)のポジションを取った場合、証拠金維持率はほぼ100%になるはずですが、スプレッド分のコストがあらかじめ引かれるので、およそ80%前後からスタートします。
証拠金維持率100%は危険水域
証拠金維持率100%でポジションを取ると、わずかな値動き(逆方向に13.6pip)(逆方向に14.3pip)でマージンコールとなりました。画面の数字が全て赤く染まったらマージンコールと呼ばれる状態です。
数秒後、あっさりロスカットになってしまいました。
<残高内訳の変化>
- 残高…25,000円 → 4157円
- 取引量…0.83lot … ポジション強制解消
- 証拠金維持率…20%で強制ロスカット
必要証拠金の2割分を残して強制ロスカットへ
証拠金維持率が20%を切ったら強制的にポジション解消されるということは、ポジションの含み損が2万円を超えると、強制ロスカットに遭う計算になります。
口座に残さされた残高はわずか4157円。
投資資金に見合わないロットサイズの取引をした結果です。
口座資金2万5千円の最適ロットを考える
それでは口座資金2万5千円だった場合、どれくらいの取引ロットサイズが最適だったのでしょうか?
まず、ゴールドの1日の平均ボラティリティを調べると、約200pipあることがわかりました。
この数値は他の各通貨ペアに比べてもかなり大きい方だといえます。
通貨ペア | 平均ボラティリティ | 全体比率 |
---|---|---|
Gold/ゴールド | 204.28pip | 1.02% |
GBPJPY/ポンド円 | 131.19pip | 0.72% |
USDJPY/ドル円 | 114.22pip | 0.76% |
EURUSD/ユーロドル | 70.90pip | 0.7% |
つまり、200pip逆行しても耐えられるようにポジションを構築すれば、余程のことがない限りは安全ということになります。ゴールド2000ドルだった場合、取引ロットから逆算すると、200pip逆行しても大丈夫な口座資金と取引ロットのバランスは次のようになります。
口座資金 | 推奨取引ロット | 証拠金維持率 |
---|---|---|
20ドル 2900円 |
0.01ロット | 1000% |
200ドル 29000円 |
0.1ロット | 1000% |
2000ドル 29万円 |
1ロット | 1000% |
証拠金維持率の目安とは?
上記の表の証拠金維持率はすべて1000%となっています。
証拠金維持率を1000%に設定して逆算すると口座資金2万5千円だった場合は0.083ロットくらいが適切なサイズということになります。
もちろんXMは、海外口座ですのでレバレッジを上げて、一か八かでトレードするのも醍醐味の一つと言えるでしょう。しかし、コツコツと資金を増やしていきたい場合、避けたいのが突発的な値動きによる強制ロスカットです。
ゴールドの場合、20~30pip突然値動きした次の瞬間にそのまま戻ってくるというようなノイズ的な値動きが頻繁に起こります。そうした値動きの特徴などを複合的に考えると、証拠金維持率は1000%くらいあった方が安全という見方が一般的です。
XMでゴールドを取引するメリット
売りの場合はスワップポイントが受け取れる
ゴールドは本来金利がつかない商品ですが、XMTradingで扱っているゴールドは、正確にはXAUUSDという米ドルと金の通貨ペア銘柄です。
つまり、売りの場合はXAU(金)を売ってUSDを買うという取引になるので、米ドルの金利がもらえる仕組みなります。この点は現物を購入することに比べて優れたメリットです。
XMではスタンダード・マイクロ口座ならば、スワップポイントは比較的高額ですので、ゴールド価格が下降気味の時は売りポジションを長期保有する選択肢も生まれます。
サーバー遅延がほぼない
XMのゴールド取引では、サーバー遅延が起こる可能性はほぼありません。
XMTradingのデータセンターはロンドンにあるため、VPSサーバーをロンドンに設置すれば、時間差なくゴールドを取引することができます。
注文においてスリッページが起きづらい
XMが最も自信をもって売りにしているのは約定力です。もともと利用顧客も多く、XMサーバー内で大量の売買注文をマリーできる仕組みを保有しているため、大ロットの注文であっても注文と同時に約定することができます。スリッページや約定拒否にお悩みの方は、一度XMをお試しください。
ストップレベル0でEAが使いやすい
ストップレベルがゼロとは、指値注文をあらかじめ設置する際に、その時点のレートから開けなくてはいけないレートの幅がゼロという意味です。
特にEAの利用者の場合、SL注文やTP注文を逆指値で設定する際に、ストップレベルが広すぎると売買がうまく機能しないことがあります。XMの場合、ストップレベルがゼロなので、EAを設定する際にSL注文やTP注文を自由に配置することができます。
ゴールド取引でXMポイントが貯まる
ゴールド取引は通貨ペア取引と同じ額のXMポイントを獲得できます。
通常、通貨ペア以外のCFD取引ではXMポイントは減額されるのですが、ゴールド・シルバーについては通貨ペアと同じ条件で貯まるので、優遇されています。
ゴールドを1ロット取引すると、最大6.6ドルの取引ボーナスを受け取ることができます。
XMのボーナスの詳細については下の記事をご覧ください。
KIWAMI極口座のゴールドスプレッドは狭い
XMでは、2021年にKIWAMI極口座をリリースしました。ボーナスやスワップポイントがない代わりに低スプレッドを提供する口座で、記事執筆時のKIWAMI極口座の「Gold#」のスプレッドは、平均2.0pipとなっています。この値は他業者に比べてもかなり狭く、短期トレードがメインの方にとっては取引を優位に進めることができます。
所在地:No.50 12F-3, Chenggong Rd, North District, Tainan City, Taiwan
統一番号:No. 24917404
所在地:No.50 12F-3, Chenggong Rd, North District, Tainan City, Taiwan
統一番号:No. 24917404