本記事では、XM(XMTrading)で残高マイナスになる原因とリセット方法、残高とクレジットに関する基礎知識を掲載しています。
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XMの残高マイナス・リセットの基礎知識
XMで残高がマイナスになる原因や残高、ボーナスクレジットに関連する基礎知識を解説します。
残高とボーナスクレジットの違い
XMの資金管理画面には下記のように「残高」と「クレジット」という項目があります。
この2つの違いは何でしょうか。詳しく説明します。
残高とは
資金管理画面に表示される「残高」とは、自身で入金したお金、または取引によって得た利益や損失が反映される項目です。
例えば10万円入金し、取引で5,000円の利益を得た場合は残高が10万5,000円になり、この10万5,000円はご自身で出金可能です。
つまり残高は、自分自身が自由に使える金額ということです。
またXMにはXMPというXMのポイントが存在し、これを現金化した場合も残高に含まれます。
▼入金方法やルールについては以下の記事をご確認ください。
関連記事:XM入金方法のご案内
ボーナスクレジットとは
続いて「クレジット」について解説しましょう。クレジットとは、XMから付与されたボーナス額が反映される項目です。
XMには、新規口座開設ボーナスや入金ボーナスなどがあります。このようなボーナスは、ボーナスクレジットとして「クレジット」項目に反映されます。
クレジットは残高と違い出金はできませんが、証拠金として取引で使えます。
ボーナスクレジットの付与例
例えばXMで口座開設をして、新規口座開設ボーナスが1万3000円付与された場合、「残高 : 0円」「クレジット : 1万3000円」と表示されます。
その後5万円入金すると、入金ボーナスとして入金額の100%付与され、「残高 : 5万円」「クレジット : 6万3000円」となります。
キャンペーンごとの残高/クレジットの区分
またこの他に「残高」と「クレジット」に関して注意点が2つあります。
まずXMPについてです。前述した通り、現金化したXMPは残高に含まれますが、ボーナスに換金したXMPはクレジットに含まれます。
次に友人紹介ボーナスです。XMに友人を招待し一定の条件を満たすと友人紹介ボーナスを付与されますが、友人紹介者は残高に、被友人紹介者はクレジットに付与されます。
下表にまとめたのでご参照ください。
ボーナス | 区分 |
---|---|
口座開設ボーナス | クレジット |
入金ボーナス | クレジット |
XMP(ボーナスに換金したもの) | クレジット |
XMP(現金に換金したもの) | 残高 |
友人紹介ボーナス(紹介者) | 残高 |
友人紹介ボーナス(被紹介者) | クレジット |
▼XMの最新ボーナス情報はこちら
▼以下の記事ではXMのボーナス活用法をご紹介しています。
関連記事:XMのボーナスの徹底活用法
決済した時の損益の増減
XMで取引して決済した場合、その損益は残高とクレジットはどちらに反映されるのでしょうか。
残高とクレジットの両方がある場合、損益はまず残高に反映されます。
トレードで損失が発生した場合、先に残高から損失分が減算され、残高がなくなったらボーナスクレジットから減産されます。XMでは残高ゼロでもクレジットのみで取引することが可能なので、先に残高を消費しても取引を継続できます。
またトレードで得た利益も残高に加算されます。入金せずXMの口座開設ボーナスだけで取引し利益を得た場合、この利益も残高に加算されるため、未入金でも出金に繋げることができます。
XMの口座残高がマイナスになる原因
口座残高がマイナスになるのはなぜなのでしょうか。その原因をそれぞれ解説していきます。
短時間に相場が急変しロスカット処理が遅れたため
まず一つ目は、短時間に相場が急変しロスカット処理が遅れたためです。
FXでは、短時間で相場が急変することがあります。何百、何千件以上ものロスカット(強制決済)が重なってしまうと、XM側で多くの処理が重なり、ロスカットの適用が遅くなってしまう可能性があります。
本来決済されるべきタイミングや価格でロスカットが実行されないため、そのまま損失が増え続けて一時残高がマイナスになってしまうということです。
主要国の祝日や取引時間の終了前後、経済指標の発表時など、市場環境の変化や流動性の低下等により、相場は大きく動きます。
このようなタイミングでロスカットされそうなポジションを持っていると、残高マイナスになってしまうこともあります。
▼XM全銘柄のリアルタイムスプレッドはこちら
スプレッドが急に広がったため
次に、スプレッドが急に広がった場合です。これも上記のように、短時間に相場が急変した時に起こり得ます。
穏やかな時間帯にはスプレッドが1~2pipsであったとしても、短時間に相場が急変すると100pipsを超えることもあります。
例えばドル円で1ロットの取引をしていた場合、100pipsの損益額は10万円です。
この時に決済してしまったり、ロスカットされると残高がマイナスになってしまうことがあります。
週明けに窓開けが発生したため
週明けや休場明けに起こる、窓開けによる原因も考えられます。
窓開けとは、値が飛んでローソク足の間隔が開いてしまう現象のことです。
窓開けが起きやすいのは月曜日の早朝です。土日が休みだったFXマーケットは月曜日の早朝に開きますが、前週金曜日クローズ時の終値と、月曜日オープン時の始値が連続せず、間隔が空いてしまう現象が起こることがあります。
仮にロスカットラインが窓の真ん中あたりだとしても、決済されるのは市場の開場時の価格になるため、結果的に想定以上の損失が発生してしまい、残高がマイナスになる可能性があります。
XMの口座残高がマイナスになるとどうなる?
XMで残高マイナスになると、どのような状態になるのでしょうか。一つずつ確認していきましょう。
XM取引ツールやマイページの現金残高がマイナス表記になる
まずXM口座の現金残高部分がマイナスになります。XM公式サイトのマイページにログインして確認するか、パソコンやスマホアプリの取引ツール「MT4/MT5」で確認しましょう。
残高マイナスをリセットしなければトレードできない
残高マイナスの状態では取引できません。取引を再開するには、残高をリセットする必要があります。リセットに関しては、後ほど紹介するXMで口座残高マイナスをリセットする方法をご確認ください。
残高がマイナスでも、クレジットがマイナス残高以上あれば、取引はできます。例えば「残高 : −1万円」「クレジット : +3万円」であれば、取引可能です。
リセットされるのを待つか自分でマイナスを解消しなければいけない
XMでは残高がマイナスになっても、自動的にリセットされます。
リセットにかかる時間は明言されていません。
最短で数分、時間がかかっても数日の場合がほとんどです。一営業日以上待ってもリセットされない場合は、XMサポートページへ問い合わせください。
マイナス残高のリセットについて
そもそもXMの「追証なしゼロカットシステム」とは
そもそもゼロカットシステムとは何でしょうか。ゼロカットシステムとは、証拠金以上の損失をFX会社が補填し、マイナス残高をリセットするシステムです。
XMでは残高マイナスのリセットをすべてのXM口座利用者に提供しているので、入金額以上の損失は発生しません。つまり口座残高がマイナスになっても、ゼロカットシステムのおかげで追証(=借金)が発生しません。
▼XMの追証については以下の記事で解説
関連記事:XMは追証なし!用語の意味や理由を解説
全口座タイプ・全銘柄がゼロカット対象
XMのゼロカットシステムは、全口座タイプ・全取引銘柄が対象です。さらにこのゼロカットシステムには、上限金額・回数制限がありません。
事前登録や申請をする必要がない
XMのゼロカットシステムは、事前登録や、口座残高がマイナスになった際に申請する必要はありません。適用条件を満たしていればXM側で自動的に処理され、残高はゼロになります。また残高取引口座へ追加入金をすることで、自動でマイナスになっている残高をゼロにリセットしてもらうこともできます。適用条件は、有効証拠金がマイナスであることです。
有効証拠金の計算方法は以下の通りです。
残高 + クレジット(ボーナス) ± 含み損益(保有ポジション) = 有効証拠金
含み損を抱えると、残高が相殺されてからクレジット(ボーナス)が消滅します。
為替相場の暴落時でも追証請求をしなかった実例
FXにおいて、為替相場の大暴落によってトレーダーの残高が大きくマイナスになった事例はいくつか存在します。中でも2015年に起こった「スイスフランショック」が有名です。この時、FX相場の大暴落により多くのトレーダーの残高がマイナスになりました。
証拠金残高以上のマイナスになると「追証(追加証拠金)」が発生し、トレーダーに追加の入金が請求されます。国内FX会社は日本の法律によりゼロカットシステムを禁止されているため、実際多くのトレーダーが追証を支払うことができず、多額の借金を背負いました。
しかしXMでは全てのトレーダーにゼロカットを適用し、追証を請求することは一切ありませんでした。
「FXって借金を負いそうで怖い」や「海外FXは安全性が心配」などネガティブに考えられがちですが、上記のような実績から、XMは海外FX会社の中でも高い信頼性があります。
口座を複数保有していても他口座からマイナス補填されることはない
XMで複数の口座を保有していても、他口座からマイナス補填されることはありません。
XMでは最大8つまで口座を所有でき、口座間での資金移動も可能です。しかし一つの口座で残高マイナスになった時に、他口座で有効証拠金があるとしても、自動で残高マイナス口座へと補填されることはありません。
XMで口座残高マイナスをリセットする方法
XMで口座残高マイナスをリセットする方法は、主に5つあります。
- 追加口座を開設する
- 口座に入金する
- 他の口座から資金移動する
- XMP(XMポイント)をボーナスに交換する
- 自動でリセットされるまで待つ
ではこの5つのリセット方法をひとつずつ解説していきます。
追加口座を開設する
まず追加口座を開設する方法です。前述したように、XMでは最大8つまで口座を所有できます。残高マイナス分は自動でリセットされますが、リセットされるまでの時間は明言されていないので、追加口座を作ることですぐにトレードを再開することができます。
▼XMで追加口座を作成する場合は、こちらからログインしてください。
▼XMの追加口座開設のご案内はこちら
関連記事:XMの追加口座開設方法
口座に入金する
XMの残高マイナスは、口座に入金するとリセットされます。
残高マイナスの状態で入金しても、マイナス分に補填されることはありません。
ただしポジション保有中のマイナス残高口座へ追加入金した場合、その入金分はマイナス残高の補填に充てられてしまいます。
入金による残高リセットを行う場合は、あらかじめポジションを決済しておきましょう。
▼XMの口座への入金方法は以下の記事をご参照ください。
関連記事:XM入金方法のご案内
他の口座から資金移動する
XMで口座を複数所有している場合は、資金移動することでリセットできます。以下のように、マイページ内「資金振替」の「口座間の資金移動」に入金口座IDと入金額を入力し、リクエスト送信すれば完了です。
▼具体的な資金移動のやり方は以下の記事で解説
関連記事:XM追加口座開設方法と資金移動の手順
XMP(XMポイント)をボーナスに交換する
XMPを保有している方は、XMPをボーナスに交換すればリセットできます。1XMPのみの交換から可能なので、入金や追加口座を作るのが面倒な方におすすめです。以下のように、マイページの「ロイヤルティプログラム」より「今すぐ交換」に交換したいポイントを入力すれば完了です。
▼XMPの詳細や具体的な交換方法は以下の記事で解説
関連記事:XMのボーナスの徹底活用法
自動でリセットされるまで待つ
XMの残高マイナスは通常数分から数日程度で自動リセットされるので、すぐにトレードを再開したい方以外はリセットを待ちましょう。一営業日以上待ってもリセットされない場合は、XMサポートページでの問い合わせをご検討ください。
XMで残高マイナスがリセットされないケース
XMで残高マイナスがリセットされない事例もあるので見ていきましょう。
ボーナスクレジットや未決済ポジションが残っている
ボーナスクレジットや未決済ポジションが残っている場合は、リセットされません。
保有中のポジションを決済してから、残高がリセットされるのを待ちましょう。
過去に違反行為をしたことがある
XMで過去に違反行為をしたことがある場合は、残高マイナスがリセットされない可能性があります。例えば、ボーナスやXMPの不正受給、ゼロカットシステムを悪用した両建ては違反行為と見なされます。
ゼロカットを悪用した両建てとは、レートが大きく動くと思われる指標発表や週末のイベントに向けて、2つの口座を使い、買いと売り両方のポジションを持つことです。レートが大きく動けば、一つの口座はゼロカットになり、もう一つの口座は利益になります。
XM会員ページでは利用規約を確認できるのでご一読ください。規約の確認手順は以下の通りです。
まずはXM会員ページへログインしましょう。以下のボタンから、XMのログインページを開いてください。
ログインページを開いたら「Eメールアドレス/MT ID」「パスワード」を入力し、「ログイン」を選択します。
-
XM会員ページトップ画面の左側「さらに表示する」を選択します。
「サポート」の中の「質問する」を選択します。
「法的文書」を選択すると、XMの規約を確認できます。
-
XM会員ページトップ画面の左上の三本線のメニューを選択し、開きます。
「さらに表示する」を選択します。
「サポート」の中の「質問する」を選択します。
「法的文書」を選択すると、XMの規約を確認できます。
XMの残高マイナスに関するFAQ
最後に、XM残高マイナスに関するよくある質問をまとめます。
なぜFXで残高マイナスになるのでしょうか?
FXではレバレッジをかけて取引するため、急激な値動きによりロスカットが間に合わないことがあります。その場合、残高マイナスになります。
また相場が短時間で急変した場合、何百、何千件以上ものロスカット(強制決済)が重なってしまうことも考えられます。するとXM側で多くの処理が重なり、ロスカットの適用が遅くなってしまう可能性があります。
本来決済されるべきタイミングや価格でロスカットが実行されないため、そのまま損失が増え続けて一時残高がマイナスになってしまうということです。
詳しくは記事内の、XMの口座残高がマイナスになる原因をご覧ください。
XMの残高とクレジットの違いは何ですか?
「残高」とは自身で入金したお金、または取引によって得た利益や損失が反映される金額です。
「クレジット」は、XMから付与されたボーナス額です。
残高は出金できますが、クレジットはそのまま出金することはできません。詳しくは記事内の、残高とボーナスクレジットの違いをご確認ください。
▼XMの最新ボーナス情報は、以下からご確認いただけます。
▼XMのボーナス活用法は以下の記事をご覧ください。
関連記事:XMのボーナスの徹底活用法
残高マイナスでボーナスクレジットがある場合に決済するとどうなりますか?
残高のリセットが行われる主な条件は「有効証拠金がマイナス」かつ「保有中のポジションが無い」という2点です。残高マイナスでも、ボーナスクレジットが残っていれば有効証拠金はマイナスとはならないため、残高のリセットは行われません。
全ポジションを決済後、残高マイナスかつボーナスがゼロであれば、ゼロカットが執行されます。
XMで残高マイナスになってもリセットされるのはなぜですか?
XMで残高マイナスになってもリセットされるのは、ゼロカットシステムを採用しているためです。
ゼロカットシステムについては、記事内のそもそもXMの「追証なしゼロカットシステム」とはをご覧ください。
▼XMでゼロカットシステムが採用されている理由は以下の記事で解説
関連記事:XMは追証なし!用語の意味や理由を解説
XMの残高の確認方法を教えてください。
XMの残高は、MT4/MT5の「トレード」から確認できます。残高は入金額、クレジットはボーナス、有効証拠金はこの2つの合計金額です。
XMでマイナス残高の状態で入金しても大丈夫ですか?
XMでマイナス残高の状態で入金しても基本的に問題はありませんが、未決済ポジションが残っているままマイナス残高口座への追加入金をするのは危険です。
ポジション保有中のマイナス残高口座へ追加入金した場合、補填に充てられてしまうのでお気をつけください。
詳しくは記事内の口座に入金するをご覧ください。
XMのゼロカットシステムにデメリットはありますか?
XMのゼロカットシステムにデメリットはありません。
ただしゼロカットを悪用した不正取引はペナルティの対象となります。詳細は前述の「過去に違反行為をしたことがある」をご参照ください。
▼XMの利用規約は会員ページよりご確認ください。
マイナス残高を防ぐ方法は?
リスクの低い取引を心がけましょう。資金を潤沢に用意できる方以外は低ロットでトレードし、相場が急変動しても問題なく耐えられる取引が安全です。
自分に合ったロット数を決める事は「資金管理」と呼ばれます。以下の記事では資金管理の方法を初心者向けに解説しているのでご参照ください。
関連マニュアル
所在地:No.50 12F-3, Chenggong Rd, North District, Tainan City, Taiwan
統一番号:No. 24917404
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