本記事では、XM(XMTrading)ゼロカットの執行のタイミングやデメリットについて詳しく解説しています。
XMゼロカットに関する疑問がある方向けの記事となっていますので、ゼロカットの仕組みやメリット、XMゼロカットに関するFAQなどを知りたい方はご参照ください。
関連記事:XMユーザーズマニュアル
XMのゼロカットの仕組みと特徴
海外FXをおすすめする最大の理由として「ゼロカット」があげられます。
FX取引をする際には追証や借金を迫られることもありますが、ゼロカットシステムがあるXMでは借金のリスクはありません。
ではなぜ借金のリスクがないのか、ゼロカットの特徴と合わせてみていきましょう。
ゼロカットとは?
ゼロカットとは、急激な値動きにより取引口座の証拠金を上回る損失が発生した場合でも、トレーダーへ追証をすることなくXMが負担するというシステムです。
つまり、入金額以上の損失を負わないため借金のリスクがないということになります。
例えば20万円の入金を行って30万円の損失が発生した場合、本来-10万円のマイナス残高になります。
通常ならこのマイナス分の10万円が追証として請求されてしまいますが、XMではゼロカットシステムにより、この10万円分のマイナスをリセットしてくれるため追証が発生しません。
大きな利益を生むことのできるハイレバレッジをかけた取引では、その分証拠金以上の損失を負うリスクも高くなります。
安心して取引を行ってもらうため、そういったリスクからトレーダーを守るのがゼロカットです。
全口座タイプ・全銘柄がゼロカット対象となっている
XMでは提供する全ての口座、並びに全銘柄がゼロカットの対象となっています。
最大1,000倍のハイレバレッジで取引可能な口座でも追証の心配はありません。
下表はXMが提供しているゼロカットの対象口座/銘柄一覧です。
口座
|
スタンダード口座
KIWAMI極口座 マイクロ口座 ゼロ口座 |
---|---|
銘柄
|
FX通貨ペア
仮想通貨 株式指数 貴金属 エネルギー コモディティ |
▼XM口座について詳しくはこちらをご参照ください
▼XMの口座タイプや銘柄についてこちらも併せてご参照ください
ゼロカットに金額・回数の上限なし
XMゼロカットには金額や回数に上限がありません。
損失額の大小にかかわらず、執行の条件を満たしていれば何度でもゼロカットが適用されます。
事前登録や申請をする必要がない
XMゼロカットは事前に登録をしたり、申請をする必要はありません。
ゼロカット執行の条件を満たしている場合、取引口座へ追加入金すれば自動的にマイナス残高がリセットされます。
XMは暴落時でもゼロカットが機能する
XMでは大幅な値動きにより大暴落がおきてもゼロカットシステムが機能します。
実際XMでは追証を請求した事例がありません。
過去XMがゼロカットした実績の一例をご紹介します。
2015年の1月15日に、スイスフランショックという大きな事件が起こり、世界中の通貨が暴落する事態が発生し、世界中の多くのトレーダーを破産へと追い込みました。
国内では法律で損失の補填が禁止されているので、国内でも追証(借金)を負う人が続出しました。
その一方、XMは全てのトレーダーにゼロカットを適用したため、XMユーザーが借金を負うことは一切ありませんでした。
この実績により、XMへの信頼性は高く安心して取引ができるといえます。
日本のFX会社は法律でゼロカットを禁止されている
前述のように日本の法律では、金融商品取引法で損失の補填が禁止されているため、ゼロカットシステムを導入することができません。
そのため、国内のFX会社で入金額を超える損失が発生してしまった場合、追証が発生するのは避けられません。
【国内FX会社の場合】
相場の急変動で残高がマイナス50万円で強制決済
→追証の請求によりトレーダーが50万円を追加入金して補填する必要がある。
【海外FXであるXMの場合】
相場の急変動で残高がマイナス50万円で強制決済
→マイナス50万円分はXMが補填し追証はなし。
XMゼロカットのメリット・デメリット
すでにXMゼロカットのメリットに触れてきましたが、デメリットと合わせてさらに詳しく解説していきます。
入金額以上は損しないので安心して取引できる
前述のように、XMゼロカットは入金額以上の損失を負わないため借金のリスクがなく、安心して取引することができます。
FXの値動きは各国の政治に関する動きに大きく影響されるため、イメージしていたよりも大きな損失が出てしまうケースもあります。
初心者の方はとくに資金を減らしてしまう不安や、かけるレバレッジを悩むかと思います。
しかしゼロカットシステムがあると、スイスフランショックのような出来事が起きても借金を負うことなく、常に入金額以上の損失は出ないので安心して取引することができます。
ハイレバレッジ取引と相性が良く、短期間で利益を狙いやすい
XMゼロカットのメリットとしてハイレバレッジの取引がしやすいというのがあげられます。
少ない資金、短期間で大きな利益を狙いやすいハイレバレッジですが、追証のリスクもあります。
ですがゼロカットがあることで大きな利益を出す可能性は最大限に、損失は入金額のみに留めることができ、ハイレバレッジの取引をするならゼロカットシステムは必須といえるでしょう。
▼レバレッジについて詳しくはこちらをご参照ください
雑な取引をしやすくなる
XMゼロカットに大きなデメリットはないといっても過言ではありませんが、唯一デメリットになりうるのは、雑な取引をしやすくなるということです。
雑な取引というのは、ゼロカット頼みのハイレバレッジ取引で一気に利益を狙い続ける取引です。
前述のようにゼロカットシステムがあることによりハイレバレッジの取引が安心してできるのはメリットといえます。
ですが入金額以上の損失が出ないとはいえ、逆を返せば入金額分は損失します。
大きな利益を狙って何度もハイレバレッジの取引を行い利益が出なかった場合、自然と損失は大きくなってしまいますので注意が必要です。
▼レバレッジの効果的な利用方法も併せてご参照ください
XMゼロカットのタイミングと早める方方法
XMゼロカットのタイミング・条件
XMのゼロカットの発動条件は「口座の有効証拠金がマイナスになること」です。有効証拠金とは「口座残高 + ボーナスクレジット ± 含み損益」ですので、損切りで残高がマイナスになっても、ボーナスが残っていれば有効証拠金がマイナスにならない場合もあります。
またXMでは、通常なら証拠金維持率が20%を下回った時点で強制ロスカットが執行されるため、ロスカット後も有効証拠金がマイナスにならないケースがほとんどです。しかし急激な値動き等の理由によりロスカットが間に合わず、有効証拠金がマイナスになってしまう場合があり、こちらはゼロカットの対象となります。
有効証拠金がマイナスになってからXMゼロカットが執行されるまでの流れは以下の通りです。
- 有効証拠金がマイナスになる
- ポジションが強制ロスカットされる
- マイナスになった口座残高をボーナスで補填される
- 相殺できない分がゼロカットでリセットされる
ゼロカット発動までの時間は不定期ですが、通常は即時~3営業日以内に自動的にゼロカットが執行されます。
XMのマイナス残高のリセットを早める方法
通常ゼロカットはXMがゼロカットの対象口座であることを確認でき次第、自動的に執行されます。
ですが、すぐにゼロカットをしたい場合にはいくつかの方法があります。
それぞれ手順を合わせて解説していきますので、XM公式会員ページへログインをお済ませください。
▼XM公式会員ページログインはこちら
▼XM公式会員ページへログイン方法はこちら
注意:有効証拠金がマイナスになっているのをご確認ください。
ゼロカットが発動するのは、有効証拠金がマイナスになっている場合のみです。残高がマイナスでも有効証拠金がマイナスになっていない、つまりボーナスが残っていたり、未決済のポジションがある場合、そもそもゼロカットの発動条件を満たしていないという事になります。
そのため有効証拠金がマイナスになっていない状態では、いくらに入金やポイント交換をしても、マイナス残高の補填をする形になってしまいゼロカットが発動しません。
マイナス残高になっている口座への追加入金を行う
マイナスがでているゼロカットの対象口座へ追加入金をすることで、ゼロカットのタイミングを早めることができます。
追加入金の手続きが完了でき次第、即時ゼロカットが執行されマイナス分がリセットされます。
この場合、【追加入金→ゼロカット→追加入金口座反映】という流れになるので、追加入金額からマイナス分を補填されることなく全額口座残高へ反映されます。
▼会員ページより追加入金が可能です
追加入金の手順
ログインをしたら「資金の入金」をクリックします。
希望する入金方法を選択し「入金」をクリックします。
その後入金方法ごと画面の指示に従うと、通常資金を入金する際と同じ手順で入金ができ、即時マイナス残高がリセットされます。
▼入金方法について詳しくはこちらをご参照ください
関連記事:XMのおすすめ入金方法のご案内
複数口座からマイナス残高口座へ資金移動する
マイナスが出ている口座以外のXM口座から資金を移動させることによって、ゼロカットのタイミングを早めることができます。
XMは最大8つの口座を開設することができます。
口座タイプやレバレッジを使い分けることもできるので、口座をいくつか開設しておくのもいいでしょう。
別口座からマイナス残高口座へ資金移動手順
ログインをしたら「資金振替」をクリックします。
入金口座IDを選択し、入金する額(JPY)を入力後、「リクエスト送信」をクリックします。
追加入金と同じく、移動した資金からマイナス分が補填されることはありません。
▼資金移動の注意点は以下の記事をご参照ください
XMポイントを交換してリセットする
XMでは獲得したXMポイントを交換して、ゼロカットのタイミングを早めることができます。
XMポイントとは取引日数や取引金額ごとにたまっていく「ロイヤルティプログラム」のことです。
獲得したXMポイントをクレジットボーナスに交換することでマイナス残高がリセットされます。
▼ロイヤルティプログラムについてはこちらをご参照ください
XMポイント交換手順
ログインをしたら画面右上部にある「ロイヤルティポイント」をクリックします。
ページ内クレジットボーナスの「今すぐ交換」をクリックします。
上記のように、通常XMポイントを換金する際と同じ手順で交換ができ、即時マイナス残高がリセットされます。
▼XMボーナスの詳細や注意点はこちらをご参照ください
関連記事:XM5種類のボーナスのご案内
XMゼロカットに関するFAQ
ゼロカットと強制ロスカットの違いは?
強制ロスカットは証拠金維持率が20%を下回った際にポジションを強制的に決済する仕組みです。
ゼロカットは急な値動きでロスカットが間に合わなかった際、有効証拠金がマイナスになった場合そのマイナス分をXMが補填してくれる仕組みです。
基本的には口座残高がマイナスになる前にロスカットで強制決済されるため、ロスカットが間に合わなかった場合のみゼロカットが執行されます。
▼証拠金や証拠金維持率についてはこちらをご参照ください
ゼロカットはゴールドや仮想通貨にも適用される?
XMゼロカットはゴールドや仮想通貨を含めた全ての銘柄で適用されます。
値動きが激しいゴールドや仮想通貨でもゼロカットシステムがあることで安心して取引をすることができます。
XMでゼロカットされる証拠金維持率は何%になる?
ゼロカットの場合は証拠金維持率は関係ありません。
口座残高がマイナスになった場合にゼロカットは執行されます。
XMのロスカットの場合は証拠金維持率が20%を下回った後に執行されます。
マイナス残高は借金になる?(追証はある?)
XMはゼロカットシステムを導入しているため追証(借金)はありません。
入金額やクレジットでもマイナス分が相殺されない場合、残りの損失は全てXMが補填します。
マイナス残高になっても取引できる?
ゼロカットが執行され、追加入金をすると再度取引することができます。
XMゼロカットが執行されるタイミングは、マイナス残高の発生から即時~3営業日以内に自動的に行われるため、早く取引がしたい方は追加入金・別口座からの資金移動・XMポイント交換のいずれかの方法をお試しください。
▼上記の方法は会員ページより可能です
関連マニュアル
所在地:No.50 12F-3, Chenggong Rd, North District, Tainan City, Taiwan
統一番号:No. 24917404
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