XMで出金できないトラブルが起きた場合の対処法と注意点を解説

XM(XMTrading)で出金できないトラブルが起こった場合の原因や対処法、出金トラブルを防ぐための注意点を掲載しています。出金のルールを間違えることのないよう、今一度ご確認ください。

XMで出金できないケースはあるのか

XMでは出金できない場合、利用者がルールを間違っていることが多いようです。しかし後述の出金ルールや、取引禁止行為をきちんと理解していれば、そのようなトラブルも回避できます。XMで出金する際には今一度確認するようにしてください。

「XM側の都合や悪意で出金できない」事実はない

XMは日本で一番利用されている海外FX会社です。XM側の都合や悪意で出金できないという実例はなく、安心して取引を行える会社といえます。

仮にXM側で出金トラブルを起こしてしまうと、利用者の減少による損失の方が大きく、メリットもありません。XMは金融ライセンスを取得していたり、顧客の資金管理をきっちりしている事から、そのようなトラブルはないと考えられます。

XMで出金できないトラブルの原因と対処法

XMで出金できないというのは、どのような場合に起こるのでしょうか。出金トラブルを回避するために、今一度ルールを確認しましょう。

ボーナスのみの出金

XMではボーナスのみを出金することができません。付与されたボーナスで取引を行い、そこで得た利益は出金可能です。

この時、出金額の割合に応じてボーナスも消滅するのでご注意ください。

証拠金維持率が150%を下回る出金

XMではポジションを保有した状態でも出金できますが、出金した後の証拠金維持率が150％以上でないといけません。急激な相場変動で口座残高がマイナスになり、ロスカットされるリスクが高まるためです。

証拠金維持率とは、取引に必要な口座の残高(必要証拠金)に対してどの程度資金(有効証拠金)に余裕があるのかを表している数値のことです。

証拠金維持率は「有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100」で計算できます。なおXMでは自動で必要証拠金を計算してくれる、便利な証拠金計算ツールを利用できます。

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取引禁止行為を行っている

XMの規約違反に該当する行為や取引禁止行為を行った場合は、出金できなくなることがあります。取引する前には必ず、XM会員ページで規約を確認してください。

XM利用規約の確認手順

規約の確認手順は以下の通りです。

まずはXM会員ページへログインしましょう。以下のボタンから、XMのログインページを開いてください。

ログインページを開いたら「Eメールアドレス/MT ID」「パスワード」を入力し、「ログイン」を選択します。

XMで禁止されている取引行為6例

禁止されている取引行為の主な例として、以下の6例があります。

順番に解説していきます。

複数口座間での両建て取引

両建て取引とは、買いポジションと売りポジションを同時に保有することで、両方のポジションの損益の幅を一定にすることを指します。1つの口座で同じペアで行う両建て取引はルール違反ではありませんが、複数口座間での両建て取引は禁止行為の一つとなっていますのでご注意ください。

アービトラージ(裁定取引)

XMでは、アービトラージ(裁定取引)を禁止事項としています。

例えばXMでドル円を140.00で購入し、他の海外FX会社でドル円を140.02で売却します。このようにFX会社間で価格がズレているタイミングを狙って利益を出す方法は、悪用する人が多いためXMを含む海外FX会社全体で禁止されています。

ボーナスを不正取得した取引

本人情報を偽って1人で複数のアカウントを不正所有してボーナスを得たり、第三者名義の口座で入金や取引する行為は禁止されています。例えば新規口座開設ボーナス目当てに他人名義で口座開設をしたり、XMポイントを貯める目的で第三者名義の口座で両建てを行う行為も含まれます。

接続遅延・レートエラーを利用した取引

接続遅延・サーバーエラー・レートエラーを利用した取引も禁止されています。

例えば経済指標などでサーバーにアクセス集中した場合、レートが止まることや極端に遅くなったりすることがありますが、このタイミングを狙って利益を出す手法も該当します。

またサーバーの不具合で不自然な動きをするタイミングを狙って利益を出す行為も禁止されているので注意しましょう。

週明けの窓開けのみを狙った取引

土日が休みだったFXマーケットは月曜日の早朝に開きますが、前週金曜日クローズ時の終値と、月曜日オープン時の始値が連続せず、間隔が空いてしまう現象が起こることがあります。これを窓開けと呼び、週明けに出た窓は徐々に埋めにいく確率が高いと言われています。

窓開けや窓埋めを狙ったトレード自体は禁止されていませんが、極端に窓埋めのみを狙ったトレードや、毎週のように頻繁に窓開けや窓埋めを行う行為はXMで禁止されています。

経済指標発表時のみを狙った取引

経済指標発表前を狙った取引に関しては禁止されていませんが、経済指標発表前後を狙ったハイレバレッジ取引だけを狙って頻繁に繰り返し、ゼロカットを悪用するのは禁止されています。

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SWIFTコードが登録されていない銀行への出金

XMでは入金を受け付けていても、出金には利用できない銀行があります。基本的に、SWIFTコードがない銀行は出金できません。SWIFTコードとは国際銀行間金融通信協会が定める金融機関識別コードのことで、銀行口座明細書で確認できます。

オンライン銀行などを利用する場合は国際送金に必要なため、事前にSWIFTコードがあるかWEBで検索しましょう。

また、海外銀行送金に対応していない国内銀行では出金ができないので注意が必要です。

XMの出金時に利用できない銀行の一例

XMでは出金時に利用できない銀行の一例は以下の通りです。

上記の銀行では入金は受け付けていても、出金はできないのでご注意ください。

入金履歴のない取引では出金はできない

マネーロンダリング防止のため、入金履歴のある出金方法でないと出金はできません。

入金額までは入金と同じ方法しか出金できない

XMではマネーロンダリング防止対策として、入金した金額までは、入金した方法と同じ方法で出金する必要があります。取引で得た利益に関しては、国内銀行送金でのみ出金可能です。

例えばXM口座にクレジットカード(VISA)で10万円入金し、5万円の利益を得た場合、口座残高は15万円です。この場合、10万円は入金した時と同じクレジットカードでの出金となりますが、利益分の5万円は国内銀行送金での出金となります。

XMで出金できないことを防ぐための注意点

XMで出金できないトラブルを防ぐための注意点を一つずつ解説します。

ボーナスのみの出金はできない

XMではボーナスのみを出金することはできません。付与されたボーナスで取引を行い、そこで得た利益は出金可能です。

この時、出金額の割合に応じてボーナスも消滅する点にご注意ください。

銀行口座の入力ミスや利用不可の銀行に注意

XMから銀行送金で出金する際に、出金先として登録している銀行の口座番号や本人情報に入力ミスがあった場合、出金できないことがあります。出金する前に銀行の登録情報に誤りがないか、十分に確認してから出金手続きを行いましょう。

入金額までは入金と同じ方法しか出金できない

XMではマネーロンダリング防止対策として、入金した金額までは、入金した方法と同じ方法で出金する必要があります。取引で得た利益に関しては、国内銀行送金でのみ出金可能です。

例えばXM口座にクレジットカード(VISA)で10万円入金し、5万円の利益を得た場合、口座残高は15万円です。この場合、10万円は入金した時と同じクレジットカードでの出金となりますが、利益分の5万円は国内銀行送金での出金となります。

利益分は銀行送金しか出金できない

取引で得た利益の出金に関しては、国内銀行送金のみ可能です。クレジットカードや、Bitwallet、 STICPAY、BXONEなどのオンラインウォレットは選べません。

証拠金維持率150％以下になる出金をしない

XMではポジションを保有した状態でも出金できますが、出金した後の証拠金維持率が150％以上でないといけません。急激な相場変動で口座残高がマイナスになり、ロスカットされるリスクが高まるためです。

証拠金維持率とは、取引に必要な口座の残高(必要証拠金)に対してどの程度資金(有効証拠金)に余裕があるのかを表している数値のことです。

着金までの所要時間を確認しておく

XMでは出金方法によって、出金から着金までにかかる所要時間が大きく異なります。出金方法ごとの着金スピードについては以下の通りです。

※特にクレジットカード/デビットカードによる出金は、カード会社によって出金処理の時間が大きく異なります。

出金の優先順位を守る

XM口座に複数の入金方法で入金した場合、出金手続きには以下の優先順位があります。

例えば3月10日にオンラインウォレットのbitwalletから10万円入金し、翌日にクレジットカードで5万円入金、さらに翌日は取引で3万円の利益を獲得したとします。この合計18万円の出金をするなら、優先順位はこのようになります。

クレジットカードに5万円出金→bitwalletに10万円出金→国内銀行送金で3万円出金の優先順位で出金されます。

XMで出金できない際の対処法

前述の注意点を全て確認したうえで出金できないことが起こった場合の対処法を解説します。

申請した出金方法・金額がルールを破っていないか確認する

まず申請した出金方法・金額がルールを破っていないかを今一度確認しましょう。入金の際に使用した方法と別の銀行振込などの出金方法に設定している場合は、正しく出金処理がされません。

またポジション保有中は出金額にも制限があります。出金後、証拠金維持率が150％以上になる金額でないと出金することはできません。

証拠金維持率は「有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100」で計算できるので、必要な場合は確認してください。

出金処理完了のメールを待つ

XMで出金できない事態が起きた際は、出金処理完了のメールが届くのを待ちましょう。

申請した出金方法や登録情報に誤りがないにも関わらず着金が確認できない場合は、XMのメンテナンスや出金処理遅延なども考えられます。出金申請は通っているけれどXMのシステム上の問題で着金がしないという状況もありえるので、出金処理完了のメールを1~2営業日待ってみましょう。

出金が反映されない場合はサポートに問い合わせる

申請した出金方法や金額に問題ない上で出金処理完了メールが届かない場合は、XMの日本語サポートに連絡しましょう。出金処理は完了しているのか、何らかのトラブルが起こっている可能性があるのか等、日本語でサポートを受けることができます。

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XMで出金できないトラブルに関するFAQ

よくあるご質問をまとめます。

XMで出金できないことはよくありますか?

XM側の都合や悪意で出金できないという実例はなく、安心して取引を行える会社といえます。またトレーダーも出金ルールや取引禁止行為をきちんと理解していれば、出金できないというトラブルは回避できます。

XMで出金できないトラブルを回避する対策はありますか?

出金できないトラブルを回避するためには、XMの出金ルールを確認しておきましょう。

主に以下のルールは非常に大切です。

出金ルールの詳しい内容については、記事内のXMで出金できないトラブルの原因と対処法をご確認ください。

自覚なく誤って禁止行為をしてしまった場合も出金できないことは起こりますか?

自覚なく禁止行為をした場合でも、出金できないことはあります。XM側では、その取引禁止行為が故意的なのか誤りなのか判断できません。やはり、どういった行為が取引禁止行為にあたるのかを確認しておくことが大切です。

本記事内の、取引禁止行為を行っているにて詳しく解説しているのでご参照ください。

出金方法によって出金できないことはありますか?

出金方法に関しては、「出金の優先順位」や「入金額までは入金と同じ方法しか出金できない」「利益分は銀行送金しか出金できない」などのルールを守っていれば、出金できないことはありません。

XMはクレジットカードやオンラインウォレットへの出金はできますか?

クレジットカードやオンラインウォレットで入金していれば、出金も可能です。しかしXMでは、取引で得た利益分は銀行送金のみの出金となります。

XMは日本の金融庁未登録だから出金できないことがあるというのは事実ですか?

XMを含む多くの海外FX会社は日本の金融庁に登録していませんが、このことが原因で出金拒否が起こるということはありません。

国内FX会社が日本の金融庁へ登録しているのと同様に、XMも日本以外の国(セーシェル諸島とモーリシャス)で金融ライセンスを取得しています。

XMはいつでも資金を出金できますか?

口座を有効化していれば、いつでもXMの口座から資金を出金できます。有効化とは、口座開設後に本人確認書類や住所確認書類をXMに送信し、審査をクリアして取引及び出金が可能になることを指します。

XMの最低出金額はいくらですか?

最低出金額は、出金方法によって異なります。最低出金額と最大出金額の一覧は以下の通りです。