XMにログインできない場合、「口座凍結が原因」というケースがあります。
口座凍結をされた際は、次の手順を実行することで口座凍結は解除されます。
- 既定のフォーマット(新規口座開設フォーム)から個人情報を入力
- 最新の本人確認資料をアップロード
注意点として、既定のフォーマットに個人情報を入力する際は以前に登録していたメールアドレスをご利用ください。(※XMでは1人につき1メールアドレスの原則がありますので、異なるアドレスを利用することはできません)
※別ウィンドウで開きます。
このページでは、XM口座の凍結の原因や凍結を解除する具体的な手順について、詳しくご案内いたします。
- YOKI
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XMにログインできない理由の中に、口座が凍結されたというケースがあります。このページでは口座凍結の原因と凍結解除の方法をご紹介します。
XM口座凍結の原因とは?
XMTradingの口座が凍結になった場合、MT4/MT5および会員ページへのログインができなくなります。
その際に表示されるのは次の画面です。
口座凍結時のMT4/MT5のログインエラー画面
MT4/MT5の場合は「不正な口座」もしくは「無効な口座」と表示されます。
口座凍結時の会員ページのログインエラー画面
会員ページの場合は、「ログインできません」と表示され、口座が凍結されていることが通知されます。
XMで口座凍結になる原因とは?
口座凍結になる際は、事前にメール等でお知らせはないので、当惑される方も多いと思います。
XMで口座凍結の多くは、残高がゼロまたは500円未満の取引口座を90日間以上放置した場合か、または利用規約違反が確認された場合に実施されます。
残高がゼロの状態で90日間放置した
残高がゼロの状態で90日間以上、ログインせずに入出金および取引もなく放置された場合、口座は凍結されます。
ちなみに、XMの口座凍結は口座単位で行われるため、取引を継続している別口座があった場合でも、残高ゼロで90日間未使用の追加口座は凍結されますのでご注意ください。
利用規約を違反した取引を行う
利用規約を違反した場合は、残高があったとしてもすぐに口座凍結をされます。
一時的に資金が拘束され、通常は違反取引以外の収支金額はサポートとの話し合いのうえで出金が可能ですが、悪質な違反であった場合は、入金額以上の出金には厳しい審査が行われます。
XMでの口座凍結と口座休眠の違い
XMの場合、規約違反取引ではすぐに口座凍結にあいますが、残高ゼロ&90日間放置の場合の凍結処理は、凍結される前に休眠口座という状態になります。
放置による口座休眠から口座凍結に到る流れ
休眠から凍結までに到る流れをおさらいします。
休眠口座
凍結
このように、取引なしの状態で90日を経過すると、一旦休眠口座という状態になります。休眠口座は、毎月、口座維持手数料として10ドル相当額が口座から引き落とされますのでご注意ください。(※別口座で取引継続中なら口座維持手数料は免除)
休眠口座状態ならばログインができる
休眠口座になってしまった場合、会員ページやMT4/MT5にはログインができるので、取引再開または追加入金をすれば、すぐに通常状態に戻すことができます。
項目 | 休眠口座 | 凍結口座 |
---|---|---|
会員ページへのログイン | できる | できない |
MT4/MT5へのログイン | できる | できない |
入出金 | できる | できない |
取引 | できる | できない |
口座維持手数料 | 毎月10ドル相当額 | なし |
解除方法 | 入出金または取引再開 | 個人資料の再提出 |
口座休眠および凍結を避けるには?
口座休眠および凍結を避けるのに、最も低コストな方法はゼロカットされない程度の小ロットのポジションをずっと保有しておくことです。
そうすれば、その口座およびアカウントは、使用中の口座と判断されて休眠・凍結されることはありません。
さて、続いては具体的に凍結口座を解除する方法をご紹介します。
XM口座凍結を解除する具体的手順
凍結口座を解除する方法
ここでお伝えする方法は、90日間以上放置による凍結になった方が対象です。
(※規約違反によって凍結になった場合は、直接サポートとやり取りしていただく以外、凍結解除の方法はありません)
凍結口座を解除するには、現在の個人資料による本人確認が必要となります。既定のフォーマット(新規口座開設フォーム)を利用して再提出する段取りになります。
同じメールアドレスで登録する
XMではお一人につき1メールアドレスというルールがあります。
そのため、画像の赤枠内では過去に登録したメールアドレスと同一のメールアドレスでご登録ください。
休眠口座を解除する方法
休眠口座を解除するには新たな入金または取引が必要になります。
休眠口座への資金移動では休眠解除できない
休眠口座を解除・復活するために別口座から資金移動したとしても、新たな入金とはカウントされませんので、ご注意ください。
XM口座凍結のペナルティ
XMで凍結・休眠したらどうなる?
規約違反でXMの口座が凍結された場合は審査を受けるため資金が拘束されますが、放置による凍結・休眠の場合は3種類のペナルティが存在します。
ボーナス・XMポイントの消滅
休眠口座になった時点で、これまでに口座に付与されたボーナスクレジットは消滅します。
XMポイントは、アカウント内別口座で取引継続中であれば消滅することはありませんが、XM内のどの口座も90日間取引履歴がなければ、発生していたXMポイントは全て消滅してしまいます。
口座維持手数料の徴収
休眠口座になった時点で、口座維持手数料が毎月10ドル(相当額)引き落とされます。XM内の別口座で取引継続中であれば口座維持手数料は免除されますが、一切の取引を停止すると、その時から90日後に、口座残高が多い口座から順に毎月10ドルずつ、引き落とされることになります。
口座ステータスの初期ランクへの格下げ
XM内のどの口座でも取引をしない期間が90日以上になったら、XMのロイヤルティプログラムの口座ステータスは、初期ランク(エグゼクティブ)に降格します。
口座凍結の原因・規約違反取引とは?
放置による口座凍結以外に、規約違反による口座凍結処分もあります。故意によるまたは無意識に関わらず、該当行為を行った場合、すぐに凍結処分に遭いますので、充分にご注意ください。
複数口座による両建て取引
XMでは同一口座における両建ては認めていますが、複数口座間における両建ては、口座凍結対象になります。
EAによって、無作為に行っていたとしても、口座凍結に遭う事例がございますので、ご注意ください。
ボーナスを使ったアービトラージ
ボーナスを利用して他社口座との両建てを行い、ボーナス分の差益を現金化する行為は口座凍結対象行為です。
窓開けを狙ったハイレバレッジ取引
金曜日の終値でフルレバレッジでポジションを保有し、窓開けに期待する取引行為は口座凍結対象行為です。月曜日に逆方向に窓が開いたとしても、ゼロカットで損失が限定されるためリスクが限定的。土日に選挙などがあり、大きな政治的変化が見込める際に行う人がいますが規約違反となります。
指標発表を狙ったハイレバレッジ取引
指標発表直前に、フルレバレッジでポジションを保有し、大きく値が動くことを期待する取引行為は口座凍結対象行為です。上述の「窓開け」に期待した取引行為と同様に規約違反となります。
第三者の名前を騙ったボーナスの不正授受
私文書偽造にあたり、家族間であっても別人の名前を騙って、ボーナスを不正に授受したことが発覚した時点で、口座凍結となります。
近年、名前を貸してボーナスを不正授受する行為が横行していましたが、ブローカー側も対策を講じ、疑わしい行為と認められた時点で口座凍結処分を積極的に行っています。
グループ間で共謀して行う不正取引
複数口座間の両建て行為を、一人ではなくグループで行った場合も、口座凍結対象となります。
サーバーに異常負荷をかける高速取引
すべてのEAが該当するわけではありませんが、EAでも特にスキャルピングEAなどは、サーバーに異常負荷をかけることがあり、そうしたEAを利用した場合は、口座凍結対象になることがあります。
以上が主な口座凍結対象行為です。無意識に行ったとしても口座凍結になる場合があり、これらの行為について十分にお気を付けください。
XMの口座を閉鎖するには?
使わない口座はどうする?
XMで追加で開いた口座を使わない場合は、削除することをお勧めします。
再び必要になった場合は、また作成することで対応できますし、未使用の口座がアカウント上にあることのメリットは特にありません。
口座を閉鎖するための具体的手順
まずは、口座を削除するにあたって、チェックしてもらいたい項目は5つあります。
- 削除する口座の残高がゼロになっているか?
- 削除する口座で未決済の取引が無いか?
- 削除する口座で処理中の出金依頼が無いか?
- 全ての処理が完了してから24時間以上経過しているか?
- 取引履歴は保存してあるか?
口座を削除すると取引履歴の確認ができない
口座削除するにあたって、1~3まではご理解いただけると思いますが、4、5について補足をします。
まず、口座の削除は未決済取引、資金振替、出金依頼等の処理が完了してから24時間以上経過していないと、実行することができません。
そして、口座の削除後は、取引履歴の確認ができなくなってしまうので、取引履歴を残しておきたい方は解約する前に保存しておく必要があります。
下のプルダウンメニューで取引履歴についての調べ方を記載しておきますので、参考にしてください。
- 取引履歴の調べ方
-
XM会員ページにログインしたら、削除する口座に「」をクリックタップして、取引履歴をクリックタップします。
すると、取引履歴は下に表示されています。
XM追加口座の削除手順
以下の手順に従ってXMの口座を削除することができます。
アカウントが削除されるわけではありませんので、安心して実行してください。
- XM追加口座の削除手順
-
- 削除する口座のオプションから「口座を解約する」を選択
- 確認画面の「取引口座を解約する」をクリックタップ
- メールで再度「取引口座を解約する」をクリックタップ
- 最後にもう一度「取引口座を解約する」を選択すると、口座削除は完了
関連:XM追加口座の削除手順
XM口座の凍結に関するよくある質問
XMの口座凍結に関するよくある質問を集めて、再構成しました。口座凍結について知りたい項目をご確認ください。
サポートに連絡をする必要はありますか?
90日間以上、残高ゼロの状態で放置した場合は、特にサポートに連絡する必要はありませんが、規約違反により口座凍結になった場合は、凍結解除するにはサポートに連絡する必要があります。たとえ、無意識であったとしても口座凍結になった行為があった場合は、一時的に資金が拘束されますので、ご注意ください。
スキャルピングをして口座凍結はされますか?
スキャルピング行為自体は、XMでは認められていますので通常は口座凍結対象行為にはあたりません。
しかし、EAを使った超高速取引などサーバーに異常負荷をかける行為を行った場合は、口座凍結処分をされる可能性があります。
口座維持手数料の不足分は請求されますか?
口座維持手数料の不足分は請求されません。口座維持手数料が引き落としできなくなった場合、90日後に凍結されるので口座維持手数料は発生しません。
XMポイントおよびボーナスを復活させることはできますか?
XMポイントおよびボーナスクレジットを復活させることはできません。休眠口座となった時点で、口座内のボーナスクレジットは消滅し、アカウント内で稼働する口座がなくなった時点から90日後にXMポイントは消滅しますので、ご注意ください。
稼ぎすぎによる口座凍結はありますか?
稼ぎすぎによる口座凍結はありません。多くのトレーダーが多額のトレード益を出金できています。
EAを使うと口座凍結になりますか?
すべてのEAが該当するわけではありませんが、サーバーに異常負荷をかけるEAを使った場合は口座凍結の対象になる可能性があります。ご注意ください。
XMの口座凍結に関する記事は以上になります。あなたの今後のトレーダーライフのお役に立てたなら光栄です。また次回お会いしましょう。