このページには、レバレッジを操作して勝つまでの方法論について、きっちり最後まで書かれているので安心して読み進めてください。
本投稿は、XMTRADINGでレバレッジ操作だけで勝つ相場戦略について徹底解説しています。
レバレッジ操作とは、建玉を操作することで、安定的に利益を確保する資金管理のことで、特にレバレッジの高いXMなど海外FX会社を利用するトレーダーに用いられています。
今回は、マレーシア在住のトレーダーの方へ直接インタビューしてきました。
おそらく99%の方にとって、目からうろこの濃い情報になるかと思います。
興味のある方はお付き合いください。
初めに前提知識として、サラッとXMTRADINGのレバレッジについて紹介してしまいます。
以下、有名なXMTRADINGの最大レバレッジですね。
- ゼロ口座:最大500倍
- マイクロ口座:最大1000倍
- スタンダード口座:最大1000倍
ただ最大レバレッジに関しては、
口座残高が一定額を超えると制限されてしまうため気を付けて下さい。
- 口座残高合計が200万円以上で
レバレッジ200倍に制限 - 口座残高合計が1,000万円以上で
レバレッジ100倍に制限
ちなみに口座残高というのは、全口座の残高合計額という意味になります。
また、レバレッジや証拠金の計算には、以下の無料ツールが便利なので、よかったら試してみて下さい。
レバレッジの確認や変更、規制や一覧などについて詳しく知りたい方は、以下の記事が、知りたい情報を素早く取得できて便利です。
関連記事:【早引き】XMレバレッジ利用方法
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KIMURA MIKA:Twitter
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困ってる人の心にササってほしい。今回の記事は、実績あるトレーダーさんに「獲得pipゼロでもおカネが増える資金管理」をご教示いただきました。チキン利食いやロットを増やせない事に悩んでいる方の参考になればと思います。
レバレッジ操作だけで勝つ戦略(概要編)
XMTRADINGのレバレッジについて、深く考えたことってありますか?
私自身、レバレッジに関して、普段から何気なく利用していましたが、今回のお話を聞くまで、それほど深く考えた事もありませんでした。
はい、僕も「レバレッジをコントロールするだけでトレードに勝てる」なんて、目から鱗の情報で、これをネットで紹介しちゃってもよいものか戸惑ってます。
確かに・・・ ただ、Hさんからも了承は得ていますし、私たちが書かなければ、誰もこの手の情報を公開しないのではないでしょうか?
そうですね。お金が絡むと利己的になっちゃうのは良くないっすね。ではとりあえず、インタビューの状況写真と、Hさんの紹介から始めていきましょうか。
今回は「ふぁんくらぶ」を利用されているトレーダーのHさんから、鼻血級の戦略をご教示いただきました。
- Hさんの紹介
-
Hさんは、もともと石焼き芋の移動販売をされていたそうですが、トレードで頑張り、現在は奥さまと一緒にクアラルンプールにて隠居されているとのこと。
取材は今回で2度目とのことでしたが、まったく緊張されておらず、快く写真も撮らせていただきました。
Hさんに取材したのが2019年8月なので、この記事を書き上げるまでに1年以上もかかってしまいました(感涙)
レバレッジをコントロールするための前提となる予備知識
ここからは、Hさんから取材を通して教わった、レバレッジの極意とも呼べる話の本題に入っていきます。
今回、Hさんのインタビュー音声を、そのまま掲載する事も検討しましたが・・・・情報自体が膨大で難解なことから、断念せざるを得ませんでした。
なので今回は編集部が、ある程度、誰にでも解りやすいよう、順を追って解説していき、途中途中でHさんのコメントを挟んでいく形で話を進めていきます。
はい、それでは、始めていきますね。
まずは、トレード毎に取引ロット数を変化させると、損益金額にどんな影響があるのか、色々なパターンを検証しながら話を進めていきます。
実は、資金量の増加に合わせて取引ロット数を上げていく戦略って不利なんです
トレードというものは、勝つたびに資金量が増えていきます。
資金量の増加に合わせ、取引枚数を増やしていけば、利益は指数関数的に増えていくんじゃ?
って考えたことありませんか?
例えばこんな感じです。
損益pip | 枚数 | 損益金額 | 資金量 | |
---|---|---|---|---|
0回目 | – | – | – | 100万円 |
1回目 | 100pip | 10万通貨 | 10万円 | 110万円 |
2回目 | 100pip | 11万通貨 | 11万円 | 121万円 |
3回目 | 100pip | 12万通貨 | 12万円 | 133万円 |
4回目 | 100pip | 13万通貨 | 13万円 | 146万円 |
5回目 | 100pip | 14万通貨 | 14万円 | 160万円 |
6回目 | 100pip | 16万通貨 | 16万円 | 176万円 |
上の表は、6回のトレードを行い全勝した場合です。
資金が10万円増加するたび、取引ロット数を1万通貨プラスして取引しています。
極端な例ですが、複利効果もあり、資金量は6回目のトレードで約1.8倍になっています。
こんな感じで資金が増えていけば理想的ですよね。全戦全勝・全知全能・東方不敗の神トレーダー、少ない資金で短期間で一獲千金、誰もが夢見るFX無双ですよね。
ただ、これって落とし穴なんですよね・・・夢や希望を抱いて参戦してくるトレーダーを嵌め込むための、レバレッジのトリック的なトラップというか・・・
確かに・・・僕もトレードを始めたばかりの頃は、勝率90%で・・・複利で計算していくと・・・なんて無駄な計算しながらトレードしてました。
それって、資金量に合わせて取引ロット数を上げていく、上の表みたいなトレードを目指していたって事ですか?
そうなんです。最初の頃はコツコツ資金を増やしていくって発想がなく、いかにギャンブル的に一獲千金するか、って意識で取引してました。ちなみに結果は散々です・・・
ですよね・・・私も自分の過去を振り返ると心当たりがありまくりです。なので、上の表のようなトレードは、よほど勝率に自信のある方でもない限りやらない方が良いんですよね。その理由を下で説明していきます。
資金量に合わせてロット数を上げてはいけない理由
トレードは、勝つこともあれば、負ける事もありますよね。
下の表は、さっきと同じルールで勝率を5割にした場合の計算結果です。
損益pip | 枚数 | 損益金額 | 資金量 | |
---|---|---|---|---|
0回目 | – | – | – | 100万円 |
1回目 | 100pip | 10万通貨 | 10万円 | 110万円 |
2回目 | 100pip | 11万通貨 | 11万円 | 121万円 |
3回目 | 100pip | 12万通貨 | 12万円 | 133万円 |
4回目 | -100pip | 13万通貨 | -13万円 | 120万円 |
5回目 | -100pip | 13万通貨 | -13万円 | 107万円 |
6回目 | -100pip | 13万通貨 | -13万円 | 94万円 |
先程と同様、資金が10万円増加するたび、取引ロット数を1万通貨プラスして取引しています。
ここで注目してもらいたいのが、最終的な「損益pip」と「資金量」です。
損益pipが±0なのに、資金量は94万円。
資金量は、初期資金100万円から6万円もマイナスになってしまいました。
上の表では、3連勝した後に3連敗しているので最終的に資金がマイナスになっていますが、3連敗した後に3連勝した場合は少し結果が違ってきますよね?
はい、3連敗した後に3連勝した場合、損益pipsが±0に対し資金量も±0になりますね。下に表を載せておきます。
損益pip | 枚数 | 損益金額 | 資金量 | |
---|---|---|---|---|
0回目 | – | – | – | 100万円 |
1回目 | -100pip | 10万通貨 | -10万円 | 90万円 |
2回目 | -100pip | 10万通貨 | -10万円 | 80万円 |
3回目 | -100pip | 10万通貨 | -10万円 | 70万円 |
4回目 | 100pip | 10万通貨 | 10万円 | 80万円 |
5回目 | 100pip | 10万通貨 | 10万円 | 90万円 |
6回目 | 100pip | 10万通貨 | 10万円 | 100万円 |
3連敗から3連勝した場合、損益pipsが±0に対し資金量も初期資金と同じ100万円でした。
ただ、3連勝から3連敗した場合、損益pipsが±0に対し資金量が94万円だったので・・・
結局、資金量の増加に合わせて取引ロットを上げていくと、相対的に不利な条件でトレードせざるを得なくなるという結論に至ります。
つまり、増加した資金量に合わせて段階的にロット数を上げていくと、稼いだpipsに対して実際に増えるおカネが釣り合わないという現象が起きてしまうんですよね。
はい、なので、この方法でトレードしていく場合、どうしても勝率や損益pipsを多く獲得する事に注力せざるを得なくなってしまうんです。
高い勝率で、多くのpipsを獲得していくのって、余程トレードが上手くない限りは凄く難しい事ですよね?
そう思います。短期的に見れば高い勝率で、多くのpipを獲得する事も可能かもしれませんが、長期的には凄く難しい事なのではないでしょうか。
高い勝率で多くのpipsを獲得する事が難しい理由については、Hさんが解りやすい例え話をしていたので、下に載せておきますね。
高い勝率で、多くのpipsを獲得するのが難しい理由とその対策
インタビュー時のHさんとの会話を書き起こします。
例えばなんすけど、相場で、損益率1:1の勝負を繰り返した場合、勝率って50%くらいに落ち着くっすよね。
はい、損益率1:1だと、利益1pip:損失-1pipといった感じの勝負ですよね。コイントスみたいな・・・
そんな感じです。そんじゃ、損益率1:9だと、勝率ってどんなけになる感じっすかね?
うーん、損失1pip利益9pipでトレードを繰り返していくと・・・10%くらいしか勝てないのではないでしょうか?
はい、俺は確率の計算とか頭良い感じの事はサッパリなんすけど、多分そんな感じだと思うんすよ。
はい、きっと合ってると思いますよ!
ちなみに、損益率9:1だと、勝率は90%くらいになるって解りますよね?
はい、短期的には解りませんが、長期的に何度も何度も繰り返していった場合、仰る通りの確率に収束していくのではないかと思います。
ちょっと、これを踏まえての質問なんすけど、損益率1:9で9割勝つにはどうすれば良いって思います?
うーん、長期的にですよね・・・ 利益9pipで損失1pipだと・・・ 勝率90%出すのは難しいんじゃ・・・
そうなんすよね。普通に考えて至難の業ってか、無理があるんすよね。
それでも、強いトレーダーって、損益率と勝率が他のトレーダーより良いから勝ってるんですよね?
それが、そうとも限らんのですよ。もちろん、俺らの仕事ってのは、相場予想して、少しでも損益率と勝率を上げてく事なんすけど・・・長年、相場張ってりゃ、予想なんて当たり前に外しまくる事なんて解ってくるっつーか、そこに期待してリスク管理せんことの方が危ういって思うようになるんすよね。
つまり、予想を当てるよう努力はするけど、予想が当たる事に期待はしてないって事でしょうか?
そうなんす、そこで勝負はしとらんのです。
すみません、予想を外し続けても、トレードに勝つ方法があると仰っているように聞こえるのですが・・・私の勘違いでしょうか・・・
いあ、勘違いじゃないですよ。そら、予想を外しまくって、損益率9:1で1割しか勝てんかったら負けますけど・・・それってさっきも話した通り、確率的に考えてありえないじゃないですか。
確かに・・・確率的に考えると、大きく勝つのも難しいですけど、大きく負けるのも難しいんですよね。
そうなんす、なもんで俺らは、獲得pipsがプラマイゼロでもお金が増えていくような仕組みを使ってリスク管理してるんですよね。
少し長くなっているので、ここで今までの話の流れをおさらいしておきましょう。
これまでの話の要点は2つです。
- 資金を速く増やそうとして、資金量の増加に合わせて取引ロット数を増やしていくと、損益金額が獲得pipに釣り合わなくなるため不利である。
- 熟練のトレーダーは、相場を予想して多くのpipsを獲得する事を目指しているが、pipsを獲得できないリスクも考慮して、pipsを獲得できなくても資金が増えていく戦略を採っている。
つまり、アセって不利な条件でトレードしている人たちのおカネが、pipを獲らなくても資金が増えてく仕組みを利用している人たちに流れてくって話でしょうか?
一概に全てのおカネがそう流れているとは言えませんが、レバレッジ操作の概念を言葉にすると、そんな感じになるのかもしれません。
なるほど、概念的な話はなんとなく理解できたので、次は「もっと実践的なレバレッジ操作の手法について」を解説してもらっても良いでしょうか?
レバレッジ操作だけで勝つ戦略(実践編)
レバレッジをコントロールするだけでトレードに勝つ手法
ここからは、具体的なレバレッジ操作の手法について、順を追って解説していきます。
まずは簡単なトレード履歴を見ながら、レバレッジと損益の関係について考察していきましょう。
ここでは、レバレッジ操作について以下2つの手法を比較しながら話を進めていきます。
- 一定レバレッジでトレードする場合
- レバレッジを意図的に操作する場合
では初めに「一定レバレッジでトレードする場合」から解説を始めていきますね。
レバレッジを一定に保ちながらトレードする場合
ここでは、レバレッジを約10倍に固定してトレードを進めていきます。
レバレッジを一定に保つには、
以下のように、資金量の増減に合わせて、取引ロット数を調節する必要があります。
- 資金量90万円台の場合:
9万通貨で取引 - 資金量100万円台の場合:
10万通貨で取引 - 資金量110万円台の場合:
11万通貨で取引
下の表は、取引ロットを調節しながら、レバレッジを約10倍に固定してトレードした例になります。
損益pip | 枚数 | 損益金額 | 資金量 | |
---|---|---|---|---|
0回目 | – | – | – | 100万円 |
1回目 | 100pip | 10万通貨 | 10万円 | 110万円 |
2回目 | -100pip | 11万通貨 | -11万円 | 99万円 |
3回目 | 100pip | 9万通貨 | 9万円 | 108万円 |
4回目 | -100pip | 10万通貨 | -10万円 | 98万円 |
5回目 | 100pip | 9万通貨 | 9万円 | 107万円 |
6回目 | -100pip | 10万通貨 | -10万円 | 97万円 |
6回のトレードを行い勝率は5割としました。
結果、損益pipsは±0にもかかわらず、資金量は減ってしまっています。
当たり前ですよね。
この場合、必然的に下記のような現象がおきている事になります。
- 勝つ時は、小さなロットでトレードする事になる。
- 負ける時は、大きなロットでトレードする事になる。
もっと、解りやすい例を挙げましょうか。
下の表を見てください。
損益pipsの変動幅を増やしてみました。
損益pip | 枚数 | 損益金額 | 資金量 | |
---|---|---|---|---|
0回目 | – | – | – | 100万円 |
1回目 | 100pip | 10万通貨 | 10万円 | 110万円 |
2回目 | -400pip | 11万通貨 | -44万円 | 66万円 |
3回目 | 300pip | 6万通貨 | 18万円 | 84万円 |
4回目 | -400pip | 8万通貨 | -32万円 | 52万円 |
5回目 | 500pip | 5万通貨 | 25万円 | 77万円 |
6回目 | -100pip | 7万通貨 | -7万円 | 70万円 |
結果、損益pips±0で、資金が30万円も減ってしまっています。
つまり、損益の変動幅が大きければ大きいほど、資金は大きく目減りしていくんですね。
ちょっと極端な例かもしれませんが、損益pipプラマイゼロで30万円の損失というのは・・・獲得pipsに対して損益が全然見合ってないですよね。
確かに・・・一定レバレッジを保ってトレードしていった場合、余程pipを稼がない限りは、トレードすればするほど資金量が減っていくという状況に陥ってしまうんですね。
悲しいですが、トレードで引き分けて勝負に負けてる状態なんです・・・本当こういう事が起きるとぶっ刺さるんですよね・・・
なるほど、何が言いたいのか解りました。つまりレバレッジを一定に保った場合、これだけ不利な条件でトレードする事になるのだから、レバレッジを操作した場合は、全く逆の現象が起きるのではないか?という事ですよね。
そうなんです。もう勘の良い方なら解るかと思いますが、これとは逆にレバレッジを操作した場合、pipsを獲得しなくても資金量が増えていくという現象が起きちゃうんです。
資金量に合わせてレバレッジを意図的に操作した場合
レバレッジ操作の本質について、先に結論を書いてしまいます。
「レバレッジ操作とは、負けるたびにレバレッジを上げていく事」
要するに、資金量の減少に合わせて、取引ロット数を上げていくんですね。
うわー、なんか怖い結論が出てきましたね。つまり、レバレッジ操作はマーチンゲールのようなものと考えて良いのでしょうか?
そう思いますよね、私は最初ここで思考停止してしまったんですが・・・ただ、それに関しては、これから検証を進めていくうちに、マーチンゲールとは別物という事が解ってもらえるかと思います。
そうなんですね。では早速、先ほどシミュレーションに使用した簡単な取引履歴で、実際に検証してみましょうか。
ここからは、レバレッジ操作の仕組みについて検証していきます。
まずは、仕組みを理解する為に、簡単なレバレッジ操作から紹介していきます。
通算損益がマイナスに落ち込んだ時のみロット数を上げていくレバレッジ操作
ここでは、資金量が初期資金からマイナスに落ち込んだ時のみ取引ロット数を上げ、逆に資金量がプラスになった時は取引ロット数は変えずにトレードしています。
- 資金100万円以上の場合:
10万通貨で取引 - 資金90万円台の場合:
11万通貨で取引 - 資金80万円台の場合:
12万通貨で取引
つまり、資金量がマイナスに落ち込んだタイミングのみ、ロット数を上げて取引する感じです。
損益pip | 枚数 | 損益金額 | 資金量 | |
---|---|---|---|---|
0回目 | – | – | – | 100万円 |
1回目 | 100pip | 10万通貨 | 10万円 | 110万円 |
2回目 | -400pip | 10万通貨 | -40万円 | 70万円 |
3回目 | 300pip | 13万通貨 | 39万円 | 109万円 |
4回目 | -400pip | 10万通貨 | -40万円 | 69万円 |
5回目 | 500pip | 14万通貨 | 70万円 | 139万円 |
6回目 | -100pip | 10万通貨 | -10万円 | 129万円 |
勝率5割で、獲得pipsは±0になっていますが、資金量は29万円増えています。
つまり、pipsを稼がなくても、資金をトレードで回しているだけで利益が出てしまっています。
確かに、損益pipsプラマイゼロでも資金量は増えてますね・・・ただ、資金量が右肩上がりに上がっていく人、要は資金量がマイナスに落ち込まない人にとっては、この手法って意味が無いんじゃないでしょうか?
そうですね。それに関しては、アレンジを加える事で簡単に解決しちゃうんですよ。
ちょっと次の表を見てもらっても良いですか?
ドローダウンに合わせて、取引ロットを上げていくレバレッジ操作
先ほどは、資金量がマイナスに落ち込んだ時のみ取引ロット数を上げていきましたが、今回は、ドローダウンpipsに合わせて取引ロット数を上げていきます。
表に「通算pip」と「DDpip」という項目を追加したので下に解説を入れておきます。
- 通算pips = 通算の獲得pips
- DDpips = ドローダウンpips
- ドローダウンとは?
-
累積最大利益からの下落幅のこと。
本投稿で使用する「ドローダウンpips」とは、累積最大獲得pipsからの下落幅を指します。
今回は、ドローダウン-100pipsにつき、1万通貨をプラスしてトレードしていきます。
損益pip | 通算pip | DDpip | 枚数 | 損益金額 | 資金量 | |
---|---|---|---|---|---|---|
0回目 | 0pip | 0pip | – | – | – | 100万円 |
1回目 | 100pip | 100pip | 0pip | 10万通貨 | 10万円 | 110万円 |
2回目 | -400pip | -300pip | -400pip | 10万通貨 | -40万円 | 70万円 |
3回目 | 300pip | 0pip | -100pip | 14万通貨 | 42万円 | 112万円 |
4回目 | -400pip | -400pip | -500pip | 11万通貨 | -44万円 | 68万円 |
5回目 | 500pip | 100pip | 0pip | 15万通貨 | 75万円 | 143万円 |
6回目 | -100pip | 0pip | -100pip | 10万通貨 | -10万円 | 133万円 |
結果、損益pipプラマイゼロで、資金量は33万円増えました。
このように、資金量ではなくドローダウンを基準にしてレバレッジを操作する事で、よりアクティブな運用も可能になります。
なるほど、レバレッジ操作というものは、結構アレンジが効くものなんですね。
そうですね。取引ロット数の調節にも決まりはないので、例えば-10pipsにつき、1000通貨をプラスして取引して行くなど、自分の資金量やトレードに合わせて色々とアレンジする事ができちゃいます。
なるほど・・・ただ、やはりドローダウンに合わせて、レバレッジを上げていく事に恐怖を感じるのは僕だけなんでしょうか?
そうですよね、これだけの解説だとその恐怖を拭えないですよね。なので、もっと深く検証して潜在的なリスクまでをちゃんと把握する必要があるんです。
なるほど、ではここからは、レバレッジ操作を検証して解った「レバレッジ操作の潜在的なリスク」など解説してもらっても良いですか?
もちろんです。ただ、もっと踏み込んだ解説をするには、レバレッジについて、割と一般的ではない知識も合わせて解説していく必要があるので、順番に進めていきますね。
レバレッジ操作を理解する為に必要な3つの知識
ここからは、レバレッジ操作を実践していくために、役に立つ3つの知識を紹介していきます。
- 制度レバレッジと実効レバレッジ
- 制度レバレッジは高い方が良い
- 実効レバレッジは下げるほど勝ちやすい
1. 制度レバレッジと実効レバレッジ
この制度レバレッジと実効レバレッジという考え方は、レバレッジ操作を理解する上では必須の知識になります。
まずは、それぞれ簡単に説明してしまいます。
- 制度レバレッジ:XMなどFX会社の最大レバレッジ
- 実効レバレッジ:総資金に対してのレバレッジ
制度レバレッジとは?
制度レバレッジは、解りやすいですよね。
XMTRADINGのスタンダード口座であれば、1000倍が制度レバレッジになります。
後述しますが、制度レバレッジは高ければ高い方が良いので、
XMTRADINGでの口座開設の際、最大レバレッジを何倍に設定するかで悩んでいる方は、1000倍と設定するようにしましょう。
実効レバレッジとは?
実効レバレッジとは、FX会社の口座に入っている資金だけでなく、銀行などに入っているトレードに使える資金も含めた総資金に対してのレバレッジの事を言います。
解りやすいよう例にしてみます。
例えばの話・・・
銀行口座資金が90万円、FX口座資金が10万円だった場合、総資金は100万円という事になります。
よって、実効レバレッジは、下記のように算出できます。
- 総資金100万円に対して、ドル円1万通貨を持った場合、実行レバレッジは約1倍。
- 総資金100万円に対して、ドル円5万通貨を持った場合、実行レバレッジは約5倍。
簡単ですよね。この制度レバレッジと実効レバレッジは、今後の話を理解するための重要なキーワードとなるので、しっかり頭に入れておいてください。
2. 制度レバレッジが、高ければ高い方が良い理由
次は、2つ目のレバレッジの必須知識として「制度レバレッジは高い方が良い理由」について解説していきます。
まず、高い制度レバレッジのメリットを簡単に表現すると下記のようになります。
制度レバレッジ25倍の国内FXで、ドル円1万通貨を取引するなら5万円の証拠金が必要。
対し、制度レバレッジ1000倍のXMなら証拠金は約1300円で済む。
ただ、これだけでは具体的にどのようなメリットがあるのか解りにくいので、
ここでは更に詳しく2つの項目に分けて解説していきます。
- リスクに晒す口座資金が少なくて済む。
- ドローダウンに耐えることが出来る。
2-1.リスクに晒す口座資金が少なくて済む
XMTRADINGを始めとした海外FXには、追加証拠金が発生しない「ゼロカット」という制度があります。
- ゼロカットとは?
-
口座残高がマイナスに落ち込んだ場合、自動的に残高が「ゼロ」にリセットされる制度。
例えばスイスフランショックなど、急な相場変動により大きな損失が発生し、残高がマイナスに落ち込んだ場合でも、証券会社側がマイナス分を負担する事で、証拠金はゼロにリセットされます。
要するに、トレーダーが借金を背負う事がないよう、証券会社側でトレーダーを保護する制度です。
これは、欧州が投資家保護の観点から証券業者に義務付けている制度なのですが、トレーダーにとっては嬉しい制度だと言えます。
つまりゼロカットを下記のように活用する事で、リスクを最小限に抑える事が出来てしまうんです。
ゼロカットとハイレバを活用してリスクを最小限に抑える方法
ここでは、高い制度レバレッジを活かしてリスクを最小限に抑える「ゼロカットの活用法」を紹介します。
まずは、以下のような2つのXMTRADING口座を用意します。
- 口座A:
トレード用口座として、1回のトレードに必要な資金を入れておきます。 - 口座B:
資金避難用の口座として、予備資金を入れておきます。
トレード中に突発的な値動きがあり、口座Aで大きな損失が発生しました。
口座Aの残高はマイナスとなりますが、ゼロカットにより残高は「ゼロ」へリセットされます。
口座Aには1回のトレードに必要な証拠金しか入っていないので、損失は大したことはありません。
またこの時、口座Bの資金は無傷で残っています。
XMでは、口座Aで追証が発生した場合でも、別口座からマイナス分が引かれるという事はありません。
また、口座間資金移動にも時間がかからない為、口座Bから口座Aへ資金移動するだけで、すぐに次のトレードに挑めます。
もし国内FXのように制度レバレッジが低く、ゼロカットも整備されてない場合、トレーダーは大きな損失を受け入れなければなりませんよね。
2-2.ドローダウンに耐える事が出来る
制度レバレッジが高い方が良い2つ目の理由として、ドローダウンに耐えやすいというメリットがあります。
下の表はレバレッジ操作を実践した場合の表になります。
損益pip | 枚数 | 損益金額 | 資金量 | |
---|---|---|---|---|
1回目 | 100pip | 10万通貨 | 10万円 | 110万円 |
2回目 | -400pip | 10万通貨 | -40万円 | 70万円 |
3回目 | 300pip | 13万通貨 | 39万円 | 109万円 |
4回目 | -400pip | 10万通貨 | -40万円 | 69万円 |
5回目 | 500pip | 14万通貨 | 70万円 | 139万円 |
6回目 | -100pip | 10万通貨 | -10万円 | 129万円 |
表の緑色の箇所に注目して下さい。
5回目のトレードでは、69万円の資金に対し、14万通貨をトレードしています。
実効レバレッジは約24倍です。
レバレッジ操作を行う場合、ドローダウンが大きくなればなる程、資金量は減り、取引ロット数が増加していくため、少ない資金で多くのロットを取引できた方が、より大きなドローダウンに耐える事が出来るようになります。
つまり、制度レバレッジは、高ければ高い方が良いという結論になるわけです。
以上が、制度レバレッジは高ければ高い方が良い理由になります。簡単ですよね。
続いて、3つ目のレバレッジの役立つ知識「実効レバレッジは下げれば下げる程勝ちやすくなる」について解説をお願いします。
3. 実効レバレッジは下げれば下げるほど勝ちやすくなる
実効レバレッジを下げるとは、
総資金に対して、一回のトレードで取引するロット数を抑えるという意味になります。
なぜ、取引ロットを抑えると勝ちやすくなるのでしょう?
理由は以下の2点です。
- ドローダウンに耐えられずに破産してしまうリスクを回避する。
- 損益pipsがマイナスへ落ち込む幅が大きければ大きいほど、資金は増えやすくなる。
上記2つのレバレッジを下げると勝ちやすくなる理由について、また以下で順番に解説していきます。
3-1.ドローダウンに耐えられずに破産してしまうリスクを回避する
取引ロットは、上げれば上げるほど破産する確率は上がります。
かといって、取引ロットを下げてしまえば、利益は少なくなってしまいます。
これって矛盾してると思いませんか?
破産は絶対に避けるべきだけど、利益も最大化したいですよね。
では、破産する確率は低いけど十分な利益も見込める「最適な取引ロット」とは・・・
どのように算出するべきでしょうか?
ここでは、自身のトレード手法の「最大ドローダウン」を把握する事で、「最適な取引ロット」を導き出す方法について解説していきます。
まだ自身のトレード手法の最大ドローダウンを把握していないという方は、下の閉じ込みを参考にして下さい。
- 最大ドローダウンの調べ方
-
ここで言う最大ドローダウンとは、ドローダウン金額ではなくドローダウンpipsの事を指します。
下の表だと、最も大きなドローダウンは-500pipsですが・・・
▼表は左右にスライド可能です▼損益pip 通算pip DDpip 枚数 損益金額 資金量 0回目 0pip 0pip – – – 100万円 1回目 100pip 100pip 0pip 10万通貨 10万円 110万円 2回目 -400pip -300pip -400pip 10万通貨 -40万円 70万円 3回目 300pip 0pip -100pip 14万通貨 42万円 112万円 4回目 -400pip -400pip -500pip 11万通貨 -44万円 68万円 5回目 500pip 100pip 0pip 15万通貨 75万円 143万円 6回目 -100pip 0pip -100pip 10万通貨 -10万円 133万円 ※解説用に、損益pipは極端なものにしていますここでいう最大ドローダウンとは、文字面だけの意味ではありません。
その真意は、今後トレードを続けていく上で発生する可能性のある最も大きなドローダウンの事を指します。
なので、最大ドローダウンは、出来るだけ余裕も持った値に設定するようにしましょう。
わたしの場合、トレードが下手くそなので、検証ソフトでシミュレーションして最も大きかったドローダウンの3倍の値を最大ドローダウンに設定しています。
どれだけ検証ソフトでシミュレーションしたとしても、実際のトレードを検証通りに進めていくのって難しいですよね。
そうなんですよ、仕事で疲れて寝てしまう事もありますし、友達と電話しててエントリーし損ねるなんて事も・・・決めた時間チャートへ向かうって事だけでも大変だと思います。
そうですよね。僕も同感です。特にトレードにまだ慣れていない方は、最大ドローダウンは「かなり余裕を持った値」を設定した方が良いかもしれませんね。
あと自分の手法のドローダウンを調べる方法ですが、売買記録を遡るか、ForexTester2などの検証ソフトを使用するのが良いと思います。
最適な取引ロット数の算出方法
最大ドローダウンさえ把握していれば、自身にとって最適な取引ロットを算出する事は難しくありません。
例えば、下の条件を見てください。
- 総資金200万円
- 最大ドローダウン200pips
いきなり質問ですが・・・上の条件で、最も効率よくお金を増やしていくには、何万通貨で取引するのが良いと思いますか?
100万通貨でしょうか。100万通貨なら「1pip=1万円」なので、200pipsのドローダウンまで耐えられるかと・・・
そうですね。ただ厳密には、取引する通貨ペアや証拠金も考慮する必要があるので、取引ロット数はもう少し下げる必要があるかもしれませんね。
XMのレバレッジが1000倍として、100万通貨のポジションをとるのに必要な証拠金を計算すると・・・あー100万通貨だと-200pipsまで耐えられないですね。
1回のトレードの平均損失にもよりますが、90万通貨くらいなら大丈夫なのではないでしょうか?
では、1回のトレードの平均損失を10pipsとして、90万通貨でシミュレーションしてみます。
90万通貨でシミュレーションした結果
90万通貨でトレードして全敗してみました。
結果、-200pipsのドローダウンに達しても、資金は20万円残っています。
損益pip | 通算pip | DDpip | 枚数 | 損益金額 | 資金量 | |
---|---|---|---|---|---|---|
0回目 | 0pip | 0pip | – | – | – | 200万円 |
1回目 | -10pip | -10pip | -10pip | 90万通貨 | -9万円 | 191万円 |
2回目 | -10pip | -20pip | -20pip | 90万通貨 | -9万円 | 182万円 |
3回目 | -10pip | -30pip | -30pip | 90万通貨 | -9万円 | 173万円 |
4回目 | -10pip | -40pip | -40pip | 90万通貨 | -9万円 | 164万円 |
5回目 | -10pip | -50pip | -50pip | 90万通貨 | -9万円 | 155万円 |
6回目 | -10pip | -60pip | -60pip | 90万通貨 | -9万円 | 146万円 |
7回目 | -10pip | -70pip | -70pip | 90万通貨 | -9万円 | 137万円 |
8回目 | -10pip | -80pip | -80pip | 90万通貨 | -9万円 | 128万円 |
9回目 | -10pip | -90pip | -90pip | 90万通貨 | -9万円 | 119万円 |
10回目 | -10pip | -100pip | -100pip | 90万通貨 | -9万円 | 110万円 |
11回目 | -10pip | -110pip | -110pip | 90万通貨 | -9万円 | 101万円 |
12回目 | -10pip | -120pip | -120pip | 90万通貨 | -9万円 | 92万円 |
13回目 | -10pip | -130pip | -130pip | 90万通貨 | -9万円 | 83万円 |
14回目 | -10pip | -140pip | -140pip | 90万通貨 | -9万円 | 74万円 |
15回目 | -10pip | -150pip | -150pip | 90万通貨 | -9万円 | 65万円 |
16回目 | -10pip | -160pip | -160pip | 90万通貨 | -9万円 | 56万円 |
17回目 | -10pip | -170pip | -1700pip | 90万通貨 | -9万円 | 47万円 |
18回目 | -10pip | -180pip | -180pip | 90万通貨 | -9万円 | 38万円 |
19回目 | -10pip | -190pip | -190pip | 90万通貨 | -9万円 | 29万円 |
20回目 | -10pip | -200pip | -200pip | 90万通貨 | -9万円 | 20万円 |
クロス円を90万通貨でトレードしていくなら、問題なく最大ドローダウン-200pipsまで耐えられますね・・・ただ、もっと簡単な計算式があれば便利なのですが・・・
複数通貨ペアで取引する場合など、取引する通貨ペアによって損益金額が変わってくるので、きっちり出すのは不可能ですが、ざっくりした計算式なら下記を参考にして下さい。
総資金200万円 – 90万通貨の証拠金 -(90万通貨 × 最大ドローダウン200pips × 1pipsの損益100円)= 0以上
各通貨の必要証拠金は、証拠金計算ツールで簡単に算出できます。
ただ、これって一定の枚数でトレードし続けた場合の最適取引ロットの算出方法ですよね? レバレッジ操作を行う場合は最適な取引ロット数も変わってくるのではないでしょうか?
そうですね、レバレッジ操作を行う場合は、一定ロットでトレードするのに比べて、取引ロット数を抑えなくちゃいけません。
レバレッジ操作の場合、トレード手法やロット数を増やしていく条件などによって最適ロットも変わってくるので、画一的に最適ロットの算出方法を提示するのは難しいと思いますが・・・
確かに、その通りだと思います。なので、わたしの場合、単純に一定枚数で張る場合の最適ロットの半分を、レバレッジ操作を行う場合の初期ロットと決めてしまいました。
さすが、大雑把ですね・・・ただ・・・少し大雑把すぎて不安なので、下でシミュレーションして確認してみます。
レバレッジ操作のシミュレーション結果
初期ロットは90万通貨の半分の45万通貨とし、ドローダウン10pips毎に3万通貨をプラスして取引を進めていきます。
損益pip | 通算pip | DDpip | 枚数 | 損益金額 | 資金量 | |
---|---|---|---|---|---|---|
0回目 | 0pip | 0pip | – | – | – | 200万円 |
1回目 | -10pip | -10pip | -10pip | 45万通貨 | -4.5万円 | 195.5万円 |
2回目 | -10pip | -20pip | -20pip | 48万通貨 | -4.8万円 | 190.7万円 |
3回目 | -10pip | -30pip | -30pip | 51万通貨 | -5.1万円 | 185.6万円 |
4回目 | -10pip | -40pip | -40pip | 54万通貨 | -5.4万円 | 180.2万円 |
5回目 | -10pip | -50pip | -50pip | 57万通貨 | -5.7万円 | 174.5万円 |
6回目 | -10pip | -60pip | -60pip | 60万通貨 | -6万円 | 168.5万円 |
7回目 | -10pip | -70pip | -70pip | 63万通貨 | -6.3万円 | 162.2万円 |
8回目 | -10pip | -80pip | -80pip | 66万通貨 | -6.6万円 | 155.6万円 |
9回目 | -10pip | -90pip | -90pip | 69万通貨 | -6.9万円 | 148.7万円 |
10回目 | -10pip | -100pip | -100pip | 72万通貨 | -7.2万円 | 141.5万円 |
11回目 | -10pip | -110pip | -110pip | 75万通貨 | -7.5万円 | 134万円 |
12回目 | -10pip | -120pip | -120pip | 78万通貨 | -7.8万円 | 126.2万円 |
13回目 | -10pip | -130pip | -130pip | 81万通貨 | -8.1万円 | 118.1万円 |
14回目 | -10pip | -140pip | -140pip | 84万通貨 | -8.4万円 | 109.7万円 |
15回目 | -10pip | -150pip | -150pip | 87万通貨 | -8.7万円 | 101万円 |
16回目 | -10pip | -160pip | -160pip | 90万通貨 | -9万円 | 92万円 |
17回目 | -10pip | -170pip | -1700pip | 93万通貨 | -9.3万円 | 82.7万円 |
18回目 | -10pip | -180pip | -180pip | 96万通貨 | -9.6万円 | 73.1万円 |
19回目 | -10pip | -190pip | -190pip | 99万通貨 | -9.9万円 | 63.2万円 |
20回目 | -10pip | -200pip | -200pip | 102万通貨 | -10.2万円 | 53万円 |
どうでしょう? 200pips負けた時点で残金53万円なので、全然耐えられましたね。
はい、もっと取引ロット数を増やしても問題無さそうです。エクセルなどで色々なパターンを試していくのも楽しそうですね。
わたしはワラ半紙でしたけどね・・・。でも、こんな感じで取引ロット数を調節していけば、レバレッジ操作を行った場合の最適ロット数も簡単に割り出せますよね。
ただ1点、疑問なのは・・・レバレッジ操作でトレードするより、一定ロットでトレードした方が、最終的に得られる利益は大きくなるのではないでしょうか・・・
それは、一定ロットでトレードした方が、平均取引ロットが大きいから、という理由なのですが・・・
なんだか、ここで解説するとなると長くなっちゃいそうな雰囲気ですね・・・
はい、なので、それに関しては後でじっくり解説していくとして、まずは先に次のポイントを解説してしまいます。
3-2.損益pipsがマイナスへ落ち込む幅が大きければ大きいほど、資金は増えやすくなる
記事の上の方でも紹介しましたが、レバレッジ操作には「トレードして資金を回しているだけでお金が増えていく」という強みがあります。
つまり、レバレッジ操作を行うと、相場状況が悪く、獲得pipsが少ない時期でも、安定的に資金を増やしていく事が可能となるわけですが・・・
ただ気を付けなくてはならないのは・・・
レバレッジ操作は、その性質上、相性の良いトレード手法と、悪いトレード手法があるという点です。
下の表を見てもらうと、その性質を感覚的に理解できるかと思います。
勝率重視の手法で回した場合と、損小利大の手法で回した場合で、損益と資金量の推移を比較してみました。
勝率重視の手法
損益pip | 枚数 | 損益金額 | 資金量 | |
---|---|---|---|---|
0回目 | – | – | – | 100万円 |
1回目 | -100pip | 10万通貨 | -10万円 | 90万円 |
2回目 | 100pip | 11万通貨 | 11万円 | 101万円 |
3回目 | -100pip | 10万通貨 | -10万円 | 91万円 |
4回目 | -100pip | 11万通貨 | -11万円 | 80万円 |
5回目 | 100pip | 12万通貨 | 12万円 | 92万円 |
6回目 | 100pip | 11万通貨 | 11万円 | 103万円 |
損小利大の手法
損益pip | 枚数 | 損益金額 | 資金量 | |
---|---|---|---|---|
0回目 | – | – | – | 100万円 |
1回目 | -100pip | 10万通貨 | -10万円 | 90万円 |
2回目 | -100pip | 11万通貨 | -11万円 | 79万円 |
3回目 | -100pip | 13万通貨 | -13万円 | 66万円 |
4回目 | -100pip | 14万通貨 | -14万円 | 52万円 |
5回目 | -100pip | 15万通貨 | 15万円 | 37万円 |
6回目 | 500pip | 17万通貨 | 85万円 | 122万円 |
- 勝率重視:損益率1:1で勝率は50%。
- 損小利大:損益率1:5で勝率は約16%。
どちらの手法も、資金量の減少に合わせて取引ロット数を上げていくレバレッジ操作を行っており、最終的な損益pipsも±0となっているのですが・・・
最終的な資金を比較すると、勝率重視の場合10.2万円、損小利大の場合12.2万円で、損小利大の方が、最終的な利益が大きくなっています。
なぜ、このような現象が起きるのでしょうか?
注目すべきは、各手法のドローダウンの違いにあります。
勝率重視型の最大ドローダウンが20pipsなのに対して、損小利大型のドローダウンは50pips。
損小利大の場合、必然的に、負ける時の損失pipsより勝つ時の獲得pipsが大きくなります。
そのため、レバレッジ操作を行うと「小さなロットで負け・大きなロット勝つ」というトレードが自然に成り立ってしまうんです。
なるほど「損益率1:1で勝率50%」と「損益率1:5で勝率16%」なら、どちらも期待値ゼロなのに、レバレッジ操作を行うと「損益率1:5で勝率16%」の方が獲得できる利益が大きくなるという事ですね。
はい、ちょっと極端な例にはなってしまいましたが、この結果から、損小利大の方がレバレッジ操作との相性が良いと言えるのではないでしょうか。
確かに・・・ただ決して勝率重視の手法が悪いという訳ではなく、損小利大の方がレバレッジ操作と相性が良いという話ですよね。
もちろんです。勝率重視の手法でもレバレッジ操作はちゃんと機能しますし、何よりドローダウンは小さい方が安心ですしね・・・ただ、ちょっと閑話休題として、Hさんが興味深い話をしていたので載せておきます。
Hさんの語る「解りにくい相場の話」
相場って、ポケモンみたく三すくみなもんで、いつも安定して勝てるってもんでもないんすよ。
相場が悪けりゃ、ほとんど勝てん月だってありますし、実際、負ける月だってあるんす。
ただ、このレバ操作ってのは、回してるだけでカネが増えてくもんで、
誰でもある程度は、安定するっつーか、なんか稼ぎやすくなんすよね。
あと実際・・・
相場って、おカネの奪い合いって感じじゃないっすか。
なもんで、例えばなんすけど・・・
もう長いこと・・・無駄に相場張ってる俺が・・・
レバレッジ操作使って、カネの増える確率上げながら張ってて・・・
どっかのスカした 「自主規制」 が・・・
「僕の手法は完璧に計算されてます」とかクイクイやりながら、
なーんも考えずに、ジャンジャンロット増やして間抜けにダンスってんすよ。
そんな・・・
ドラゴンズと少年野球じゃ、 「自主規制」 「自主規制」 って話なんです。
本当、相場って・・・欲張らんけりゃ勝ちやすく出来てるって思うんです。
実際問題、このレバ操作にしても、欲張らんけりゃカネ増えてくんすから・・・
そら、心の綺麗な人らしか使えん魔法の 「自主規制」 って話ですよ。
あと、さっきも話したんすけど、
レバ操作と、損小利大は相性が良いんすけど、気分的にも楽になるんすよね。
例えば・・・
勝率重視で、ロットじゃんじゃん増やしながら相場張ってたら、心はキリキリしちゃうでしょ?
pipだって、どんだけ稼いでも不利な条件で張ってりゃカネは増えていかんですし、
それに、少しでも勝率が落ちようもんなら、エントリーん時の緊張感って跳ね上がるっすよね?
マーチンゲールでバカラやってんのと、おんなじノリで相場張っててもそら勝てんですよ。
その点、レバ操作しながらの損小利大は、気が楽なんす。
なんせ、一発目のポジションとる時なんか
「こんなロットで勝っても嬉しくねーし、負けねーかな・・・」
って気分で入ってんすからね。
メンタルメンタル言ってる 「自主規制」 は大嫌いなんすけど・・・
この状況、メンタル的に見ても激烈有利だと思わんすか?
負けらんねーって冷や汗流しながら相場張ってる 「自主規制」 と、
今日もドブに金捨てに行くか!って気分で相場張ってる 「自主規制」 じゃ、
相場ん中で、余裕の景色ってのが、全然違ってくると俺は思うんすけどね。
え いあ、ギャグじゃないっすよ。
正直な話、リアルタイムでは、Hさんの話は半分も理解できなかったのですが、後からレコーダーで音声を聞き返していると、色々とすごく参考になる話をされている事に気づいてきました。
なんだか・・・「相場の中で余裕の景色が全然違う」って言葉が、胸にぶっササったまま抜けないんですが・・・
わたしもです。裁量トレードにおいて相手より有利なスタンスでトレードする事ってすごく大切な事だと思うんです。
確かに・・・気持ちに余裕を持った方が、たぶん直観力も上がりますよね。
チャートの前で「ひりつくぜ」って呟きながら、手に汗握ってた過去の自分が恥ずかしいです・・・
取り留めもない話になってしまいましたが、次はいよいよ、リアルな売買履歴で、実際にレバレッジ操作を適用し、手法の検証を行っていきます。
レバレッジ操作だけで勝つ戦略(検証編)
実際の売買記録で具体的にレバレッジ操作を検証してみます
ここからは、実際の売買記録を元に、一定ロットで張る場合とレバレッジ操作を行う場合で、資金量の推移やドローダウンなどを洗い出し、両手法の特徴を比較していきます。
早速、検証をはじめていきましょう。
まず最初に見てもらいたいのは、一定のロット数で張り続けた場合の資金量の推移です。
一定ロット数で取引した場合
- 損益pipsのみ、Hさんの売買記録から拝借。
- 取引ロット数は、全て20万通貨。
Hさんの売買記録(一定ロット)
損益pip | DDpip | lot | 損益額 | DD資金 | 損益計 | 総資金 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0pip | 0pip | 0 | ¥0 | ¥0 | ¥0 | ¥5000000 |
1st | -0.9pip | -0.9pip | 2.0 | ¥-1800 | ¥-1800 | ¥-1800 | ¥4998200 |
2nd | -18.7pip | -19.6pip | 2.0 | ¥-37400 | ¥-39200 | ¥-39200 | ¥4960800 |
3rd | -6.6pip | -26.2pip | 2.0 | ¥-13200 | ¥-52400 | ¥-52400 | ¥4947600 |
4th | -0.8pip | -27pip | 2.0 | ¥-1600 | ¥-54000 | ¥-54000 | ¥4946000 |
5th | 109.3pip | 0pip | 2.0 | ¥218600 | ¥0 | ¥164600 | ¥5164600 |
6th | -3.3pip | -3.3pip | 2.0 | ¥6600 | ¥-6600 | ¥158000 | ¥5158000 |
7th | -10pip | -13.3pip | 2.0 | ¥20000 | ¥26600 | ¥138000 | ¥5138000 |
8th | -11.6pip | -24.9pip | 2.0 | ¥23200 | ¥49800 | ¥114800 | ¥5114800 |
9th | -18.9pip | -43.8pip | 2.0 | ¥37800 | ¥87600 | ¥770000 | ¥5077000 |
10th | 150.8pip | 0pip | 2.0 | ¥301600 | ¥0 | ¥378600 | ¥5378600 |
11th | -4.8pip | -4.8pip | 2.0 | ¥-9600 | ¥-9600 | ¥369000 | ¥5369000 |
12th | -10.7pip | -15.5pip | 2.0 | ¥-21400 | ¥-31000 | ¥347600 | ¥5347600 |
13th | -14.7pip | -30.2pip | 2.0 | ¥-29400 | ¥-60400 | ¥318200 | ¥5318200 |
14th | -3.3pip | -33.5pip | 2.0 | ¥-6600 | ¥-67000 | ¥311600 | ¥5311600 |
15th | -11.2pip | -44.7pip | 2.0 | ¥-22400 | ¥-89400 | ¥289200 | ¥5289200 |
16th | -11.3pip | -56pip | 2.0 | ¥-22600 | ¥-112000 | ¥266600 | ¥5266600 |
17th | -9.9pip | -65.9pip | 2.0 | ¥-19800 | ¥-131800 | ¥246800 | ¥5246800 |
18th | -3.6pip | -69.5pip | 2.0 | ¥-7200 | ¥-139000 | ¥239600 | ¥5239600 |
19th | -5.1pip | -74.6pip | 2.0 | ¥-10200 | ¥-149200 | ¥229400 | ¥5229400 |
20th | 210.3pip | 0pip | 2.0 | ¥199200 | ¥0 | ¥849200 | ¥5849200 |
21st | 99.6pip | 0pip | 2.0 | ¥199200 | ¥0 | ¥849200 | ¥5849200 |
22nd | -18.8pip | -18.8pip | 2.0 | ¥-37600 | ¥-37600 | ¥811600 | ¥5811600 |
23rd | -604pip | -25.2pip | 2.0 | ¥12800 | ¥50400 | ¥798800 | ¥5798800 |
24th | -6.3pip | -31.5pip | 2.0 | ¥-12600 | ¥-63000 | ¥786200 | ¥5786200 |
25th | -4.6pip | -36.1pip | 2.0 | ¥-9200 | ¥-72200 | ¥777000 | ¥5777000 |
26th | -1.5pip | -37.6pip | 2.0 | ¥-3000 | ¥-75200 | ¥774000 | ¥577400 |
27th | -6.6pip | -44.2pip | 2.0 | ¥-13200 | ¥-88400 | ¥760800 | ¥5760800 |
28th | -6pip | -50.2pip | 2.0 | ¥-12000 | ¥-100400 | ¥748800 | ¥5748800 |
29th | -16.7pip | -66.9pip | 2.0 | ¥-33400 | ¥-133800 | ¥715400 | ¥5715400 |
30th | -17.5pip | -84.4pip | 2.0 | ¥-35000 | ¥-168800 | ¥680400 | ¥5680400 |
31st | 180.3pip | 0pip | 2.0 | ¥360600 | ¥0 | ¥1041000 | ¥6041000 |
32nd | -4.2pip | -4.2pip | 2.0 | ¥-8400 | ¥-8400 | ¥1032600 | ¥6032600 |
33rd | -3.6pip | -7.8pip | 2.0 | ¥-7200 | ¥-15600 | ¥1025400 | ¥6025400 |
34th | -3.3pip | -11.1pip | 2.0 | ¥-6600 | ¥-22200 | ¥1018800 | ¥6018800 |
35th | -19.8pip | -30.9pip | 2.0 | ¥-39600 | ¥-61800 | ¥979200 | ¥5979200 |
36th | -4.5pip | -35.4pip | 2.0 | ¥9000 | ¥-70800 | ¥970200 | ¥5970200 |
37th | -9.2pip | -44.6pip | 2.0 | ¥-18400 | ¥-89200 | ¥951800 | ¥5951800 |
38th | -19.8pip | -64.4pip | 2.0 | ¥-39600 | ¥-128800 | ¥912200 | ¥5912200 |
39th | -19.4pip | -83.8pip | 2.0 | ¥-38800 | ¥-167600 | ¥873400 | ¥5873400 |
40th | -3.2pip | -87pip | 2.0 | ¥-6400 | ¥-174000 | ¥867000 | ¥5867000 |
41st | -1.7pip | -88.7pip | 2.0 | ¥-3400 | ¥-177400 | ¥863600 | ¥5863600 |
42nd | -17.4pip | -106.1pip | 2.0 | ¥-34800 | ¥-212200 | ¥828800 | ¥5828800 |
43rd | 126.3pip | 0pip | 2.0 | ¥252600 | ¥0 | ¥1081400 | ¥6081400 |
44th | -6.2pip | -6.2pip | 2.0 | ¥-12400 | ¥-12400 | ¥1069000 | ¥6069000 |
45th | -20pip | -26.2pip | 2.0 | ¥40000 | ¥52400 | ¥1029000 | ¥6029000 |
46th | -5.5pip | -31.7pip | 2.0 | ¥-11000 | ¥-63400 | ¥1018000 | ¥6018000 |
47th | -3.6pip | -35.3pip | 2.0 | ¥-7200 | ¥-70600 | ¥1010800 | ¥6010800 |
48th | -13.3pip | -48.6pip | 2.0 | ¥-26600 | ¥-97200 | ¥984200 | ¥5984200 |
49th | -8.7pip | -57.3pip | 2.0 | ¥-17400 | ¥-114600 | ¥966800 | ¥5966800 |
50th | -3.3pip | -60.6pip | 2.0 | ¥-6600 | ¥-121200 | ¥960200 | ¥5960200 |
51st | -6.9pip | -67.5pip | 2.0 | ¥-13800 | ¥-135000 | ¥946400 | ¥5946400 |
52nd | -9.8pip | -77.3pip | 2.0 | ¥-19600 | ¥-154600 | ¥926800 | ¥5926800 |
53rd | -18.6pip | -95.9pip | 2.0 | ¥-37200 | ¥-191800 | ¥889600 | ¥5889600 |
54th | -6.3pip | -102.2pip | 2.0 | ¥-12600 | ¥-204400 | ¥872000 | ¥5872000 |
55th | -2.5pip | -104.7pip | 2.0 | ¥-5000 | ¥-209400 | ¥872000 | ¥5872000 |
56th | -18.7pip | -123.4pip | 2.0 | ¥-37400 | ¥-246800 | ¥834600 | ¥5834600 |
57th | -11.2pip | -134.6pip | 2.0 | ¥-22400 | ¥-269200 | ¥812200 | ¥5812200 |
58th | -4.2pip | -138.8pip | 2.0 | ¥-8400 | ¥-277600 | ¥803800 | ¥5803800 |
59th | -17.5pip | -156.3pip | 2.0 | ¥-35000 | ¥-312600 | ¥768800 | ¥5768800 |
60th | -9pip | -165.3pip | 2.0 | ¥-18000 | ¥-330600 | ¥750800 | ¥5750800 |
61th | -14.4pip | -179.7pip | 2.0 | ¥-28800 | ¥-359400 | ¥722000 | ¥5722000 |
62th | -4.3pip | -184pip | 2.0 | ¥-8600 | ¥-368000 | ¥713400 | ¥5713400 |
63th | 70.5pip | -113.5pip | 2.0 | ¥141000 | ¥-227000 | ¥854400 | ¥5854400 |
64th | -4.6pip | -118.1pip | 2.0 | ¥-9200 | ¥-236200 | ¥845200 | ¥5845200 |
65th | -10.7pip | -128.8pip | 2.0 | ¥-21400 | ¥-257600 | ¥823800 | ¥5823800 |
66th | -1.7pip | -130.5pip | 2.0 | ¥-3400 | ¥-261000 | ¥820400 | ¥5820400 |
67th | -15.2pip | -145.7pip | 2.0 | ¥-30400 | ¥-291400 | ¥790000 | ¥5790000 |
68th | -3.7pip | -149.4pip | 2.0 | ¥-7400 | ¥-298800 | ¥782600 | ¥5782600 |
69th | 11.1pip | -160.5pip | 2.0 | ¥-22200 | ¥-321000 | ¥760400 | ¥5760400 |
70th | 161.9pip | 1.4pip | 2.0 | ¥323800 | ¥0 | ¥1084200 | ¥6084200 |
合計70回のトレードを行い、獲得pipsは542.1pipsで、発生した最大のドローダウンは184pips。
最終的な損益金額は+1,084,200円。
うーん この表だけを見ても何がなんだか判りにくいですね。 上の表は、要するにHさんの売買記録を、常に20万通貨でトレードした場合の資金量の推移を表しているのでしょうか?
そうなります。下にレバレッジを操作を行った場合の表も載せておくで、両者を比較して分析していこうと思います。
レバレッジ操作を行った場合
- 損益pipsのみ、Hさんの売買記録から拝借。
- 初期ロット数:10万通貨。
- ドローダウン-5pips毎に、取引ロットを2千通貨プラスして取引。
Hさんの売買記録(レバレッジ操作)
損益pip | DDpip | lot | 損益額 | 損益額 | 損益額 | 損益額 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0pip | 0pip | 0 | ¥0 | ¥0 | ¥0 | ¥5000000 |
1st | -0.9pip | -0.9pip | 1.0 | ¥-900 | ¥-900 | ¥-900 | ¥4999100 |
2nd | -18.7pip | -19.6pip | 1.0 | ¥-18700 | ¥-19600 | ¥-19600 | ¥4980400 |
3rd | -6.6pip | -26.2pip | 1.06 | ¥-6996 | ¥-26596 | ¥-26596 | ¥4973404 |
4th | -0.8pip | -27pip | 1.1 | ¥-880 | ¥-27476 | ¥-27476 | ¥4972524 |
5th | 109.3pip | 0pip | 1.1 | ¥120230 | ¥0 | ¥92754 | ¥5092754 |
6th | -3.3pip | -3.3pip | 1.0 | ¥-3300 | ¥-3300 | ¥89454 | ¥5089454 |
7th | -10pip | -13.3pip | 1.0 | ¥-10000 | ¥-13300 | ¥79454 | ¥5079454 |
8th | -11.6pip | -24.9pip | 1.04 | ¥-12064 | ¥-25364 | ¥67390 | ¥5067390 |
9th | -18.9pip | -43.8pip | 1.08 | ¥-20412 | ¥-45776 | ¥46978 | ¥5046978 |
10th | 150.8pip | 0pip | 1.16 | ¥174928 | ¥0 | ¥221906 | ¥5221906 |
11th | -4.8pip | -4.8pip | 1.0 | ¥-4800 | ¥-4800 | ¥217106 | ¥5217106 |
12th | -10.7pip | -15.5pip | 1.0 | ¥-10700 | ¥-15500 | ¥206406 | ¥5206406 |
13th | -14.7pip | -30.2pip | 1.06 | ¥-15582 | ¥-31082 | ¥190824 | ¥5190824 |
14th | -3.3pip | -33.5pip | 1.12 | ¥-3696 | ¥-34778 | ¥187128 | ¥5187128 |
15th | -11.2pip | -44.7pip | 1.16 | ¥-12992 | ¥-47770 | ¥174136 | ¥5174136 |
16th | -11.3pip | -56pip | 1.22 | ¥-13786 | ¥-61556 | ¥160350 | ¥5160350 |
17th | -9.9pip | -65.9pip | 1.26 | ¥-12474 | ¥-74030 | ¥147876 | ¥5147876 |
18th | -3.6pip | -69.5pip | 1.26 | ¥-4536 | ¥-78566 | ¥143340 | ¥5143340 |
19th | -5.1pip | -74.6pip | 1.28 | ¥-6528 | ¥-85094 | ¥136812 | ¥5136812 |
20th | 210.3pip | 0pip | 1.28 | ¥269184 | ¥0 | ¥405996 | ¥5405996 |
21st | 99.6pip | 0pip | 1.0 | ¥99600 | ¥0 | ¥505596 | ¥5505996 |
22nd | -18.8pip | -18.8pip | 1.0 | ¥-18800 | ¥-18800 | ¥486796 | ¥5486796 |
23rd | -604pip | -25.2pip | 1.06 | ¥-6784 | ¥-25584 | ¥480012 | ¥5480012 |
24th | -6.3pip | -31.5pip | 1.1 | ¥-6930 | ¥-32514 | ¥473082 | ¥5473082 |
25th | -4.6pip | -36.1pip | 1.12 | ¥-5152 | ¥-37666 | ¥467930 | ¥5467930 |
26th | -1.5pip | -37.6pip | 1.14 | ¥-1710 | ¥-39376 | ¥466220 | ¥5466220 |
27th | -6.6pip | -44.2pip | 1.14 | ¥-7524 | ¥-46900 | ¥458696 | ¥5458696 |
28th | -6pip | -50.2pip | 1.16 | ¥-6960 | ¥-53860 | ¥451736 | ¥5451736 |
29th | -16.7pip | -66.9pip | 1.2 | ¥-20040 | ¥-73900 | ¥434696 | ¥5431696 |
30th | -17.5pip | -84.4pip | 1.26 | ¥-22050 | ¥-95950 | ¥409646 | ¥5409646 |
31st | 180.3pip | 0pip | 1.26 | ¥227178 | ¥0 | ¥636824 | ¥5636824 |
32nd | -4.2pip | -4.2pip | 1.0 | ¥-4200 | ¥-4200 | ¥632624 | ¥5632624 |
33rd | -3.6pip | -7.8pip | 1.0 | ¥-3600 | ¥-7800 | ¥629024 | ¥5629024 |
34th | -3.3pip | -11.1pip | 1.02 | ¥-3366 | ¥-11166 | ¥625658 | ¥5625658 |
35th | -19.8pip | -30.9pip | 1.04 | ¥-20592 | ¥-31758 | ¥605066 | ¥5605066 |
36th | -4.5pip | -35.4pip | 1.12 | ¥5040 | ¥-36798 | ¥600026 | ¥5600026 |
37th | -9.2pip | -44.6pip | 1.14 | ¥-10488 | ¥-47286 | ¥589538 | ¥5589538 |
38th | -19.8pip | -64.4pip | 1.16 | ¥-22968 | ¥-70254 | ¥566570 | ¥5566570 |
39th | -19.4pip | -83.8pip | 1.24 | ¥-24056 | ¥-94310 | ¥542514 | ¥5542514 |
40th | -3.2pip | -87pip | 1.32 | ¥-4224 | ¥-98534 | ¥538290 | ¥5538290 |
41st | -1.7pip | -88.7pip | 1.34 | ¥-2278 | ¥-100812 | ¥536012 | ¥5536012 |
42nd | -17.4pip | -106.1pip | 1.34 | ¥-23316 | ¥-124128 | ¥512696 | ¥5512696 |
43rd | 126.3pip | 0pip | 1.34 | ¥169242 | ¥0 | ¥681938 | ¥5681938 |
44th | -6.2pip | -6.2pip | 1.0 | ¥-6200 | ¥-6200 | ¥675738 | ¥5675738 |
45th | -20pip | -26.2pip | 1.02 | ¥-20400 | ¥-26600 | ¥655338 | ¥5655338 |
46th | -5.5pip | -31.7pip | 1.1 | ¥-6050 | ¥-32650 | ¥649288 | ¥5649288 |
47th | -3.6pip | -35.3pip | 1.12 | ¥-4032 | ¥-36682 | ¥645256 | ¥5645256 |
48th | -13.3pip | -48.6pip | 1.14 | ¥-15162 | ¥-51844 | ¥630094 | ¥5630094 |
49th | -8.7pip | -57.3pip | 1.18 | ¥-10266 | ¥-62110 | ¥619828 | ¥5612898 |
50th | -3.3pip | -60.6pip | 1.22 | ¥-4026 | ¥-66136 | ¥615802 | ¥5615802 |
51st | -6.9pip | -67.5pip | 1.24 | ¥-8556 | ¥-74692 | ¥607246 | ¥5607246 |
52nd | -9.8pip | -77.3pip | 1.26 | ¥-12348 | ¥-87040 | ¥594898 | ¥5594898 |
53rd | -18.6pip | -95.9pip | 1.3 | ¥-24180 | ¥-111220 | ¥570718 | ¥5570718 |
54th | -6.3pip | -102.2pip | 1.38 | ¥-8694 | ¥-119914 | ¥562024 | ¥5562024 |
55th | -2.5pip | -104.7pip | 1.4 | ¥-3500 | ¥-123414 | ¥558524 | ¥5558524 |
56th | -18.7pip | -123.4pip | 1.4 | ¥-26180 | ¥-149594 | ¥532344 | ¥5532344 |
57th | -11.2pip | -134.6pip | 1.48 | ¥-16576 | ¥-166170 | ¥515768 | ¥5515768 |
58th | -4.2pip | -138.8pip | 1.52 | ¥-6384 | ¥-172554 | ¥509384 | ¥5509384 |
59th | -17.5pip | -156.3pip | 1.54 | ¥-26950 | ¥-199504 | ¥482434 | ¥5482434 |
60th | -9pip | -165.3pip | 1.6 | ¥-14400 | ¥-213904 | ¥468034 | ¥5468034 |
61th | -14.4pip | -179.7pip | 1.66 | ¥-23904 | ¥-237808 | ¥444130 | ¥5444130 |
62th | -4.3pip | -184pip | 1.72 | ¥-7396 | ¥-245204 | ¥436734 | ¥5436734 |
63th | 70.5pip | -113.5pip | 1.76 | ¥124080 | ¥-121124 | ¥560814 | ¥5560814 |
64th | -4.6pip | -118.1pip | 1.44 | ¥-6624 | ¥-127748 | ¥554190 | ¥5554190 |
65th | -10.7pip | -128.8pip | 1.46 | ¥-15622 | ¥-143370 | ¥538568 | ¥5538568 |
66th | -1.7pip | -130.5pip | 1.5 | ¥-2550 | ¥-145920 | ¥536018 | ¥5536018 |
67th | -15.2pip | -145.7pip | 1.52 | ¥-23104 | ¥-169024 | ¥512914 | ¥5512914 |
68th | -3.7pip | -149.4pip | 1.58 | ¥-5846 | ¥-174870 | ¥507068 | ¥5507068 |
69th | 11.1pip | -160.5pip | 1.58 | ¥-17538 | ¥-192408 | ¥489530 | ¥5489530 |
70th | 161.9pip | 1.4pip | 1.64 | ¥265516 | ¥0 | ¥755046 | ¥5755046 |
合計70回のトレードを行い、獲得pipsは542.1pipsで、発生した最大のドローダウンは184pips。
最終的な損益金額は+755,046円。
これでデータが揃ったので検証していけます。まずは何から検証していきましょうか?
このデータを見ると、やはり一定ロットでトレードした方が、最終的な損益が大きくなっているのですが・・・まずはこの理由から解説してもらっても良いでしょうか?
わかりました。では「一定ロットとレバレッジ操作、どちらの手法が有利なのか?」という疑問から解決していきますね。
一定ロットとレバレッジ操作、どちらが有利なのかを検証します
まず、注目してもらいたいのが、2つの手法の最終的な損益金額の違いです。
- 一定取引ロット:1,084,200円
- レバレッジ操作:755,046円
一定ロットでトレードした方が、最終的な損益金額は大きくなっています。
この理由は、一定ロットでトレードした方が、大きなロットで取引しているためです。
下記は、70回のトレードの合計取引ロット数の違いです。
- 一定取引ロット:合計1400万通貨
- レバレッジ操作:合計864.4万通貨
大きなロットで張れば、利益も大きくなりますが、損失も大きくなります。
なので、どちらの手法が優れているかは、比率を使って判断するのが良いかと思われます。
下記は、両手法の比較条件です。
- 一定取引ロット:合計1400万通貨で1084200円の利益
- レバレッジ操作:合計864.4万通貨で755046円の利益
これらを比率で計算してみましょう。
- 取引ロット = 1400:864.4 = 1:0.617
- 損益金額 = 1084200:755046 = 1:0.696
一定ロットでトレードする場合、1のリスクに対してリターンが1なのに対し、レバレッジ操作を行った場合は、0.617のリスクに対して0.696のリターンがあることが解ります。
つまり、レバレッジ操作を行った方が、勝ちやすいという結論になるわけです。
なるほど、一見すると一定ロットでトレードした方が利益が大きいので勘違いしてしまっていましたが・・・リスクとリターンを考慮した場合、レバレッジ操作をした方が有利になるんですね。
これは、誰もが勘違いしてしまうポイントなのだと思います。わたしも最初は思いっきり勘違いしてましたし・・・実際に検証してみないと理解できない事って多いですよね。
確かに・・・ただこのHさんの売買記録を見ると、順調に獲得pipsを伸ばしているので・・・レバレッジ操作しない方が儲かるんじゃないかって錯覚しちゃいました。
それは言えてますね。この売買記録だと「レバレッジ操作の本当の強み」が解りにくいかもしれません・・・なので、ちょっと私の売買記録を見てもらっても良いですか?
わたしの売買記録を使ってレバレッジ操作を検証してみます
Hさんの場合、そもそもトレードが上手いというのが大前提にあるので、売買記録も順調にpipsを伸ばしていく感じのものになっていますよね。
うらやましいですね。僕ももっとトレーニングを積んで、はやくトレードが上手くなりたいです。
そうですね。ただHさん曰く「相場は良い時期ばかりじゃないもんで、悪い時期にも備えんといかんよ」って事なので、どんなトレーダーにも勝てない時期というのは、確実に存在するのだと思います。
僕がいつも騙されてるEA販売業者さんは、いついかなるタイミングでも無双してますけどね・・・
(無視)つまり、レバレッジ操作に関しても、良い時期を参考にするのではなく、悪い時期を参考にした方が、より堅実で現実的なトレード計画が立てられるのではないでしょうか。
なるほど、それで木村さんの売買記録の登場というわけですね。
はい、恥ずかしながら、トレードが下手くそな私の売買記録を見てもらうことで、「レバレッジ操作の本質」というものを解説させていただきたいと思います・・・(泣)
売買記録を見てもらう前に、ちょっと言い訳させてください
このパートは、木村たっての希望で挿入しています。特にここは読まなくても、レバレッジ操作については十分理解できるので、読み飛ばしたい方は読み飛ばしてしまって下さい。(編集長)
私のトレードですが・・・損小利大でトレードしてるのに、ドローダウンが膨らんでくると、途端に利益を伸ばせなくなっちゃうんです。
わかります。僕も損小利大でトレードしてるのに、ドローダウンが50pipsを超えると、50pips利益が伸びたタイミングで一旦決済しておこうという気持ちが湧いてきて・・・結局決済しちゃいますね。
そうなんですよ、それでHさんにこの悩みを相談したんです。
なるほど、でも木村さんのメンタル的な悩みなんて、普通に考えてHさんに相談したところで解決してもらえないんじゃないですか?
いやいや、それが解決しちゃったんです。その時のHさんのお話がこんな感じです。
Hさんにチキン利食いを相談
チキン利食いですか?
別にいいんじゃないすか・・・
ドローダウンがキツくなってきたら、逃げられるときに逃げちゃった方が健康に良いですよ。
利益なんて伸ばせるタイミングで伸ばしゃー良いんです。
俺だってチキン利食いしまくりですよ。
そらー俺は漢だし、相場も無駄に長いもんで、多少はチキンじゃないかもしれんのですけど。
でも、同じようなことはしょっちゅうですよ。
つまんとこ、裁量なんて直感なもんで、やばいと思ったら逃げときゃいいんすよね。
それで、金が増えないって悩んでんなら、レバ操作おぼえりゃイッパツっすよ。
なるほど、それで今回のレバレッジ操作の記事を書く事になったんですね。しかしHさん・・・元石焼きいも移動販売員とは思えないんですが・・・冗談なのでしょうか?
Hさん曰く、宮崎のいもが一番おいしいそうです。
それは・・・貴重な情報をありがとうございます・・・ただ・・・それよりも木村さんの売買記録を解説してもらっても良いでしょうか?
レバレッジ操作を行った私の売買記録を解説します
- 損益pipsのみ、わたしの売買記録から引用。
- 初期ロット数:10万通貨。
- ドローダウン-5pips毎に、取引ロットを2千通貨プラスして取引。
わたしの売買記録(レバレッジ操作)
損益pip | DDpip | lot | 損益額 | DD資金 | 損益計 | 総資金 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0pip | 0pip | 0 | ¥0 | ¥0 | ¥0 | ¥5000000 |
1st | -7.7pip | -7.7pip | 1.0 | ¥-7700 | ¥-7700 | ¥-7700 | ¥4992300 |
2nd | -4.9pip | -12.6pip | 1.02 | ¥-4998 | ¥-12698 | ¥-12698 | ¥4987302 |
3rd | -21.8pip | -34.4pip | 1.04 | ¥-22672 | ¥-35370 | ¥-35370 | ¥4964630 |
4th | -12pip | -46.4pip | 1.12 | ¥-13440 | ¥-48810 | ¥-48810 | ¥4951190 |
5th | 50.2pip | 0pip | 1.18 | ¥59236 | ¥0 | ¥10426 | ¥5010426 |
6th | -22.8pip | -22.8pip | 1.0 | ¥-22800 | ¥-22800 | ¥-12374 | ¥4987626 |
7th | -22pip | -44.8pip | 1.08 | ¥-23760 | ¥-46560 | ¥-36134 | ¥4963866 |
8th | -20.5pip | -65.3pip | 1.16 | ¥-23780 | ¥-70340 | ¥-59914 | ¥4940086 |
9th | 65.2pip | -0.1pip | 1.26 | ¥82152 | ¥0 | ¥22238 | ¥5022238 |
10th | -15.6pip | -15.7pip | 1.0 | ¥-15600 | ¥--15600 | ¥6638 | ¥5006638 |
11th | -3.4pip | -19.1pip | 1.06 | ¥-3604 | ¥-19204 | ¥3034 | ¥5003034 |
12th | -26.8pip | -45.9pip | 1.06 | ¥-28408 | ¥-47612 | ¥-25374 | ¥4974626 |
13th | -26pip | -71.9pip | 1.18 | ¥-30680 | ¥-78292 | ¥-56054 | ¥4943946 |
14th | 50.2pip | -21.7pip | 1.28 | ¥64256 | ¥-14036 | ¥8202 | ¥5008202 |
15th | 20.3pip | -1.4pip | 1.08 | ¥21924 | ¥0 | ¥30126 | ¥5030126 |
16th | -11.7pip | -13.1pip | 1.0 | ¥-11700 | ¥-11700 | ¥18426 | ¥5018426 |
17th | -8.9pip | -22pip | 1.04 | ¥-9256 | ¥-20956 | ¥9170 | ¥5009170 |
18th | -1.4pip | -23.4pip | 1.08 | ¥-1512 | ¥-22468 | ¥7658 | ¥5007658 |
19th | -6pip | -29.4pip | 1.08 | ¥-6480 | ¥-28948 | ¥1178 | ¥500178 |
20th | 40.6pip | 0pip | 1.1 | ¥44660 | ¥0 | ¥45838 | ¥5045838 |
21st | -28.8pip | -28.8pip | 1.0 | ¥-28800 | ¥-28800 | ¥17038 | ¥5017038 |
22nd | -13.6pip | -42.4pip | 1.1 | ¥-14960 | ¥-43760 | ¥2078 | ¥5002708 |
23rd | -27.7pip | -70.1pip | 1.16 | ¥-32132 | ¥-75892 | ¥30054 | ¥4969946 |
24th | 28.9pip | -41.2pip | 1.28 | ¥36992 | ¥-38900 | ¥6938 | ¥5006938 |
25th | -11pip | -52.2pip | 1.16 | ¥-12760 | ¥-51660 | ¥-5822 | ¥4994178 |
26th | -0.9pip | -53.1pip | 1.2 | ¥-1080 | ¥-52740 | ¥-6902 | ¥4993098 |
27th | 3.3pip | -49.8pip | 1.2 | ¥3960 | ¥-48780 | ¥-2942 | ¥4997058 |
28th | 3.9pip | -45.9pip | 1.18 | ¥4602 | ¥-44178 | ¥1660 | ¥5001660 |
29th | 9.9pip | -36pip | 1.18 | ¥11682 | ¥-32496 | ¥13342 | ¥5013342 |
30th | -8.1pip | -44.1pip | 1.14 | ¥-9234 | ¥-41730 | ¥4108 | ¥5004108 |
31st | -8.9pip | -53pip | 1.16 | ¥-10324 | ¥-52054 | ¥-6216 | ¥4993784 |
32nd | -12.7pip | -65.7pip | 1.2 | ¥-15240 | ¥-67294 | ¥-21456 | ¥4978544 |
33rd | -6.5pip | -72.2pip | 1.26 | ¥-8190 | ¥-75484 | ¥-29646 | ¥4970394 |
34th | 80.5pip | 0pip | 1.28 | ¥103040 | ¥0 | ¥73394 | ¥5073394 |
35th | 4.1pip | 0pip | 1.0 | ¥4100 | ¥0 | ¥77494 | ¥5077494 |
36th | -14.5pip | -14.5pip | 1.0 | ¥-14500 | ¥-14500 | ¥62994 | ¥5062994 |
37th | -18pip | -32.5pip | 1.04 | ¥-18720 | ¥-33220 | ¥44274 | ¥5044274 |
38th | -3.8pip | -36.3pip | 1.12 | ¥-4256 | ¥-37476 | ¥40018 | ¥5040018 |
39th | -13.5pip | -49.8pip | 1.14 | ¥-15390 | ¥-52886 | ¥24628 | ¥5024628 |
40th | -13.8pip | -63.6pip | 1.18 | ¥-16284 | ¥-69150 | ¥8344 | ¥5008344 |
41st | 40.3pip | -23.3pip | 1.24 | ¥49972 | ¥-19178 | ¥58316 | ¥5058316 |
42nd | 3.1pip | -20.2pip | 1.08 | ¥3348 | ¥-15830 | ¥61664 | ¥5061664 |
43rd | 49.8pip | 0pip | 1.08 | ¥53784 | ¥0 | ¥115448 | ¥5115448 |
44th | -14.6pip | -14.6pip | 1.0 | ¥-14600 | ¥-14600 | ¥100848 | ¥5100848 |
45th | -17.5pip | -32.1pip | 1.04 | ¥-18200 | ¥-32800 | ¥82648 | ¥5082648 |
46th | 3.3pip | -28.8pip | 1.12 | ¥3696 | ¥-29104 | ¥86344 | ¥5086344 |
47th | 10.5pip | -18.3pip | 1.10 | ¥11550 | ¥-17554 | ¥97894 | ¥5097894 |
48th | -12.4pip | -30.7pip | 1.06 | ¥-13144 | ¥-30698 | ¥84750 | ¥5084750 |
49th | -11.5pip | -42.2pip | 1.12 | ¥-12880 | ¥-43578 | ¥71870 | ¥5071870 |
50th | -14.9pip | -57.1pip | 1.16 | ¥-17284 | ¥-60862 | ¥54586 | ¥5054586 |
51st | -8.6pip | -65.7pip | 1.22 | ¥-10492 | ¥-71354 | ¥44094 | ¥5044094 |
52nd | -26.7pip | -92.4pip | 1.26 | ¥-33642 | ¥-104996 | ¥10452 | ¥5010452 |
53rd | -11.5pip | -103.9pip | 1.36 | ¥-15640 | ¥-120636 | ¥-5188 | ¥4994812 |
54th | 50.3pip | -53.6pip | 1.4 | ¥70420 | ¥-50216 | ¥65232 | ¥5065232 |
55th | 9.9pip | -43.7pip | 1.2 | ¥11880 | ¥-38336 | ¥77112 | ¥5077112 |
56th | -1.7pip | -45.4pip | 1.16 | ¥-1972 | ¥-40308 | ¥75140 | ¥5075140 |
57th | -5pip | -50.4pip | 1.18 | ¥-5900 | ¥-46208 | ¥69240 | ¥5069240 |
58th | -12.4pip | -62.8pip | 1.2 | ¥-14880 | ¥-61088 | ¥54360 | ¥5054360 |
59th | -10.8pip | -73.6pip | 1.24 | ¥-13392 | ¥-74480 | ¥40968 | ¥5040968 |
60th | -18.2pip | -91.8pip | 1.28 | ¥-23296 | ¥-97776 | ¥17672 | ¥5017672 |
61st | -3.6pip | -95.4pip | 1.36 | ¥-4896 | ¥-102672 | ¥12776 | ¥5012776 |
62nd | -0.4pip | -95.8pip | 1.38 | ¥-552 | ¥-103224 | ¥12224 | ¥5012224 |
63rd | 42pip | -53.8pip | 1.38 | ¥57960 | ¥-45264 | ¥70184 | ¥5070184 |
64th | 12.3pip | -41.5pip | 1.2 | ¥-14760 | ¥-30504 | ¥84944 | ¥5084944 |
65th | -3.1pip | -44.6pip | 1.16 | ¥-3596 | ¥-34100 | ¥81348 | ¥5081348 |
66th | -16.9pip | -61.5pip | 1.16 | ¥-19604 | ¥-53704 | ¥61744 | ¥5061744 |
67th | -4.4pip | -65.9pip | 1.24 | ¥-5456 | ¥-59160 | ¥56288 | ¥5056288 |
68th | -7.1pip | -73pip | 1.26 | ¥-8946 | ¥-68106 | ¥47342 | ¥5047342 |
69th | -22.2pip | -95.2pip | 1.28 | ¥-28416 | ¥-96522 | ¥18926 | ¥5018926 |
70th | 23.3pip | -71.9pip | 1.38 | ¥32154 | ¥-64368 | ¥51080 | ¥5051080 |
合計70回のトレードを行い、損益pipsは-14.9pipsで、発生した最大のドローダウンは103.9pips。
最終的な損益金額は+51,080円。
なるほど、この売買記録だと最終的な損益pipsはマイナスですが、しっかり資金量は増えてますね。
はい、つまりですね・・・私のようなトレードが下手くそな人でも、レバレッジをコントロールする事さえ覚えれば、トレードで資金を増やしていく事は難しくないんです。
確かに、これを見ると、Hさんの売買記録のような良いトレードだけを見て、レバレッジ操作について理解した気になってしまうのは良くないですね・・・
はい、Hさんも「トレードには良い時期も悪い時期もある」と仰ってましたし、悪い時期に備えるのであれば、普段からレバレッジ操作を行っておくのも戦略的にはアリなのではないかと思います。
あと、トレードにまだ慣れてい初心者の人にとっては、間違いなくこのレバレッジ操作は、トレードで勝ちやすくなる方法論の一つになるのではないでしょうか。
はい、なので、普段10万通貨でトレードしている初心者の人であれば、初期ロットを5万通貨くらいにて、レバレッジ操作を導入されるのも良いのではないかと思います。
取引ロット数をスムースに増やしていくには、レバレッジ操作が効果的
取引ロット数の増やし方について話し合ってみたので載せておきます。
私の場合、取引ロット数が大きくなればなるほど、恐怖を感じてしまうんです。
僕も同じです。クロス円10万通貨の取引になると、1pips動くたびに1000円変動するわけで、10pipsで1万円、100pipsで10万円と考えると、負けた時の事を考えてしまって、普段通りのトレードが出来なくなってしまいますよね。
そうなんですよ。それに最初の方で紹介した「資金量に合わせてロットを増やしていくと不利になる」という点からも、「ロットを増やすタイミングっていつがいいんだろう?」って考えてしまいます。
資金量に合わせてロットを増やしていった場合
損益pip | 枚数 | 損益金額 | 資金量 | |
---|---|---|---|---|
0回目 | – | – | – | 100万円 |
1回目 | 100pip | 10万通貨 | 10万円 | 110万円 |
2回目 | 100pip | 11万通貨 | 11万円 | 121万円 |
3回目 | 100pip | 12万通貨 | 12万円 | 133万円 |
4回目 | -100pip | 13万通貨 | -13万円 | 120万円 |
5回目 | -100pip | 13万通貨 | -13万円 | 107万円 |
6回目 | -100pip | 13万通貨 | -13万円 | 94万円 |
この表は、記事の最初の方で解説した、資金量の増加に合わせて取引ロット数を上げていくと、「大きなロットで負けて、小さなロットで勝つ」という現象が起きる事を解説した時のものです。
確かに、特にレバレッジの高いFXをやる人は一獲千金狙いな人が多そうなので、このトラップに引っかかる人も多そうなイメージですね。
そうなんですよ、私なんてモロに引っかかってしまって、損益pipsでは勝ってるのに資金量が減ってしまうという現象に直面した時に「トレードで勝つにはどれだけ勝ちまくらないといけないんだろう?」って・・・野望が砕け散りました・・・
その点、レバレッジを操作するこの手法なら、資金量に合わせて初期ロットだけを上げていけば良いので、ロット数を上げて条件的に不利に陥る事もなくなりますよね。
そうなんですよ。レバレッジ操作した場合、資金量に合わせてロット数を上げていっても「大きなロットで負けて・小さなロットで勝つ」という現象が起きないんです。
どちらかというと、この手法のミソは「小さなロットで負けて・大きなロットで勝つ」ことにあるようですし、自身の取引のドローダウンさえ把握して、しっかり実効レバレッジを管理していれば、トレードしてるだけで、資金量もお金の増える速度も自然に増えていきそうですね。
実際、獲得pipsも±0で良いですし、お金も安定的に増えていくので、メンタル的にも健康に良いと思いますよ、ホント。
損益pipsに拘らなければ、肩の力を抜いてトレードできそうですね。勝っても負けても、トレードを続ける事でお金増えてくんですから。
それに、わたしFXで一獲千金を夢見て、勝率9割で勝ち進んでいった場合の複利計算とか一生懸命してた暗黒時代があるんですけど・・・レバレッジ操作を覚えてから、一獲千金の夢も、リアルに相場で財を成すって現実的な目標に変わってきたんです。
確かに、トレードにおいて「安定的にお金が増えていく安心感」とうものは、なかなか得られない感覚かもしれませんね。
まとめ
レバレッジ操作を行う場合、レバレッジ1000倍のXMが有利なのは言うまでもありませんが、資金量の少ない方にとっても、10通貨から取引可能なXMマイクロ口座であれば、レバレッジ操作を導入しやすいかと思われます。
今回、トレードに関する記事をテスト的に投稿してみましたが、こんな感じの記事がもっと読みたいという方がいれば、コメント欄などへメッセージをいただけると嬉しく思います。
あとがき
最後にちょっとあとがきです。レバレッジ操作を検証するにあたり、少しでもヒントになれば幸いです。
実際のHさんの売買履歴は、銘柄ごとのロット調節や、スワップポイントなども考慮して作成されていました。
ただ今回は、レバレッジ操作自体の解説なので、わかりやすく全て「1万通貨/1pip/100円」「スワップポイント無し」で計算しています。
というか、各人で手法や取引銘柄が異なる状況で、レバレッジ操作に絶対の正解というものはないものと思われます。
なので、興味のある方は、ぜひ一度、自身の売買履歴へレバレッジ操作を適用してみて下さい。
ここまで読んでいただきありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう。
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所在地:No.50 12F-3, Chenggong Rd, North District, Tainan City, Taiwan
統一番号:No. 24917404
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統一番号:No. 24917404
この記事を一年前に読んで、一年間実践してみました。
FXを初めて十数年になりますが、初めて年間プラスになりました。
手法は現在も定まっておらず、模索を続けていますが、ひとまずレバレッジ操作さえしていれば資金は少しずつ増えていくということがわかって安心してトレードできています。
連敗が続いても、ピップス損益さえトントンにすれば資金が増える、と思っていると気楽です。
最低限の手法でさえあれば、資金管理だけで増やせるのかもしれませんね。
大変貴重な情報をありがとうございました。
ご連絡ありがとうございます。順調に資金が増えていっているとのこと、こちらも嬉しく思います。資金が増えたのは資金管理の優位性もあるかもしれませんが、ご自身の規律によるところが大きいのではないでしょうか。相場自体に真面目に向き合う姿勢こそが収益を上げる鍵なのかもしれませんね。
逆複利について素晴らしいなと思ったのですが検証してみると、
最初に勝ちが続いて、後に負けが続いた場合、むしろ期待値が低くなってしまう結果になるのですが正しいでしょうか?
例えば損益比率が2の場合、プラスになるには勝率34%が必要ですが、
逆複利の場合は、最初に勝ちが続いて後に負けが続くと、結果的にマイナスになる可能性もあるのではないでしょうか?
ご認識いただいている通りかと思われます。この資金管理は、ドローダウンから回復していく過程で旨みを発揮します。そのためドローダウンからの回復のタイミングがなければ、ご認識いただいている通り、期待値はそのままマイナスとなります。別記事ですが、検証用の資料もございますので、よろしければご活用ください。https://www.fxfan.club/?p=50273#a4
「レバレッジ操作とは、負けるたびにレバレッジを上げていく事」
要するに、資金量の減少に合わせて、取引ロット数を上げていくんですね。
とありますが、それならレバレッジ操作ではなくロット操作なのでは、、、?
仰る通りです。ロット操作、もしくは玉操作ですね。レバレッジ操作という単語自体が造語ですね。わかりにくくてすみません。ただ記事を書いた時点では玉操作という単語でキーワード率が低かったため、無理やりレバレッジというキーワードで書いてもらった感じです。
ありがとうございます。
玉操作で良かったんですね!
玉操作で分かりやすい情報探してたので良かったです。
玉操作だと両建てやら複雑な資金管理のものが多かったので
こちらの分かりやすい方法ならスムーズに導入できそうです!
感謝です。
しかし凄い不思議です。。。
FXで始めたばかりの頃って負けを取り返そうとしてロット上げて口座吹き飛ばすじゃないですか?
しかも、巷では負けたときにロットを絶対に上げてはいけないって記事ばかりなんですけど
実はロットを上げるのが正解だったという。。。(リスク管理はしたうえでですが)
盲点すぎました。。。
出来ればスワップポイント等加味した記事もみたいです!
参考にさせていただきたいです。
よろしくお願いいたします!!!
不思議ですよね。ただこの玉操作は、裁量トレードを繰り返し、自身のドローダウンもきちんと把握している実力のある方だけに有用な内容ではないかと思います。
実際、トレードを始めたばかりの方や規律のない方には実践不可能な内容ですし、理解もできないだろうと思います。
あとスワップポイントに関しては、最近では、極などのスワップフリー口座が出てきたことにより、加味しなくても良くなったみたいですね。
こんにちは!
たぶん方言的に…!
同じ方とお見受けしてこちらがヒットしたのでコメント残しておきます。
まず以前のブログをあいぽんの読み上げでめちゃくちゃ聞いておりまして、
そろそろ坂井田さんのセリフを脳内で再生できそうです。
毎日励まされながら、検証をしております。
そして!!やっとこさこれならって感じで検証でも安定してぴぴを出せるくらいまで来ております。
本当に本当にありがとうございます!!
以前の記事のコメ欄で出ていたエクセルがどう見ても見つからず
途方に暮れていたらここにたどり着けました!
そしてこの記事、素晴らしすぎます。
今日はずっと記事を参考にさせていただいて、ランダムな数字使って検証していたりしたのですが
ほんっとによっぽどロット計算をミスしなければ、利益になります。
様々な条件で、連敗などでもやってますがどうやっても利益が残ります。
意味不明すぎてほんっとに興奮しています。
本当にありがとうございます!
またちょこちょこ覗きに来ます!
動画でコメント返信しますね。
https://youtu.be/4X16rXScmIc
え、これめっちゃすごい。
適当なインジ使ってもこの資金管理だとだいたいプラスやん。
貴重な情報ありがとうございました。
コメントありがとうございます。為替相場は、資金管理と業者選定だけで、ある程度の優位性を確保できるものと考えています。お役に立てたなら幸いです。
ご丁寧な回答ありがとうございました。エクセル形式にしていただいて、勝率が確認しやすくなったりで、さらに理解しやすくなりました。
念のため申し上げておきますが、ケチをつけるつもりはまったくありませんでした。
大変わかりやすい見事な解説に感心しておりますし、すべてのトレーダーが読むべき貴重な記事と考えております。
せっかくの記事がわずかな間違いで信憑性に曇りがあってはもったいないと思い、あえて指摘させていただきました。
私の下手なトレード記録(85勝85敗、RR1.03)を使って、Lotを半分にしてスタートしても、平均LOTは76%だったのに利益は3.4倍に増えてしまうという結果になり、玉操作の凄さを実感しています。
記事にしていただいたことに重ねて御礼を申し上げます。どうもありがとうございました。
K3さん、コメントありがとうございます。
ニヤニヤしながら、独り言のように何度もコメントを読み返してます。
このようなコメントをいただけるなんて、
本当にライター冥利に尽きるというか、涙が出てきます。
ご指摘に関しては、本当にありがとうございます。
わたし計算や打ち込みが苦手で、本当に助かりました。
レバレッジ操作(玉操作)に関しては、
「ぜんぜん勝ってる気がしないのに・・・・何故かおカネ増えてく」
って、いつも思いながらトレードしてます。
ちなみに、チキン利食いは全然なおってません(涙)
とりあえず、お互い、このまま、
相場でご飯が食べられる世界まで富士山超特急ですね。
K3さんの幸運をお祈り申し上げます。
木村
大変丁寧な解説、ありがとうございます。
DDpipをプラスにしないで「0」とするところがミソですね。
わたしの売買記録(レバレッジ操作)で複数個所の間違いがあると思います。
①損益pipの間違い(符号間違い)
損益額から逆算すると、符号が逆と思います。
20thの-40.6→40.6、27thの-3.3→3.3
さらに結論で、-14.9pipsと書かれていますが、-23.3pipsではないかと思います。
②DDpipの計算間違い
68thの73ですが、-65.7-7.7=73.6が正しいと思います。結果として69th、70thも間違いです。
③損益額の間違い
28thの4,602ですが、-4,602が正しいと思います。
68thの-8,946ですが、-7.7x1.26x1000=-9,702が正しいと思います。
④損益計の間違い
23thは30,054→-30,054です。
28thで符号を間違っているので、28th以降の損益計がすべて間違っていると思います。
さらに68thの損益額の間違いがあり、最終利益は51,080でなく41,120ではないかと思います。
⑤LOTの間違い
29th~34th、37th~39th、42th~44thのLOT計算の切り上げ切り下げがそれまでのルールと微妙に違っていて、2,000通貨~4,000通貨の過不足があります。LOTを正しく計算すると、最終利益は42,224になると思います。
ご連絡ありがとうございます。
担当者も喜ぶかと思います。
すぐに担当者の方へ連絡させていただきますので少々お待ちくださいますようお願い致します。
コメントありがとうございます!
初コメントなので、返信に緊張してしまいます。
というか、わたしの売買記録に関しては本当にすみません。
何箇所か入力ミスをしてしまっていました。
まず①の損益pipsに関しては、ご指摘いただいた箇所に加え、以下の箇所に入力ミスを見つけました。
・28th:-3.9→3.9
・68th:7.7→-7.1
記事内の表は修正させていただきました。
また表計算ファイルも作成しておいたので、よろしければご活用ください。
結構この表は、セル数も多く、打ち込み作業が辛かった感じなんです・・・
②に関しては、68thの損益pipsの値を修正したので、DDpipsの計算も合ってくるかと思われます。
③④に関しても、同様に損益pipsを修正したので、数値は合ってくるかと思われます。
また⑤に関しては、少し原因不明で、エクセルで再計算してみましたので、よろしければご確認いただければと思います。
また何かご意見など、いろいろと教えていただけると助かります。
木村